調布市・神代植物公園大温室で栽培されている世界最大級の花、“ショクダイオオコンニャク”の開花が間近のようです。
そのため2022年12月5日(月)は臨時開園が決まりました。さらに、開花に合わせて開花が始まった日の翌日と翌々日には午前8時30分から早朝開園も行うそうです。
世界最大級の花、“ショクダイオオコンニャク”
世界最大級の花として知られる「ショクダイオオコンニャク」はインドネシア・スマトラ島に生育するサトイモ科コンニャク属の希少植物(絶滅危惧種)です。
別名を「スマトラオオコンニャク」といい、大きいものでは高さ3メートルを超えます。その名のとおり燭台のような花を数年に一度咲かせるといわれており、その花は開花してから2日しか持ちません。
花は肉が腐ったような強烈な悪臭を放つことから「死体花」、またその大きさから「お化けコンニャク」と呼ばれることもあります。
神代植物公園でのこれまでの「ショクダイオオコンニャク」開花状況はこちら。
2011年〜2021年まで4回咲いており、今回咲けば同園では5回目の開花となりそうです。前回の花の高さは249cmなので、この高さを超えるかどうかも注目ですね。
多摩ポン編集部も2015年の開花時に見に行ったことがありますが、その独特な匂いがとても印象的でした。
開花の兆しはTwitterで更新中
今朝(12/2)のショクダイオオコンニャク、花は94cm、葉は134cmになりました。今日は違う角度からの写真を1枚。花か葉単独の時はまっすぐ上に伸びますが、両方一緒だと花と葉が行儀よく並んでいます。#神代植物公園 #ショクダイオオコンニャク pic.twitter.com/cOZdjWsO8I
— 神代植物公園 ニュース (@ParksJindai) December 2, 2022
開花状況は、同園の公式Twitterツイッターで、随時お知らせしています。
通常は夕方から開花が始まるそうなので、興味がある方は行ってみてはいかがでしょう!
神代植物公園大温室 臨時開園・早朝開園
日時:(臨時開園)2022年12月5日(月) 9時30分~17時(入園は16時まで)
※通常、毎週月曜休園のところ、臨時開園いたします。
※12月5日(月)が下記の早朝開園日にあたる場合は、8時30分開園となります。
(早朝開園) 開花が始まった日の翌日・翌々日
8時30分~17時(入園は16時まで)
※通常、9時30分開園のところ、1時間早く開園いたします。
場所:神代植物公園 本園(植物多様性センター・水生植物園は休園)
※ショクダイオオコンニャクの展示場所は大温室の熱帯スイレン室
神代植物公園(公式サイト)