もうちょっとで年の瀬!
今回は多摩ポン編集部が毎年暮れに訪れる調布市の古刹「深大寺」へ。深大寺そばの年越しそばを食べてきました。
元祖 嶋田家
「深大寺」は19軒ほどの「深大寺そば」を出すお店が集まっています。
深大寺の山門の手前にお店を構えるのは幕末の頃(文久年間)に創業した老舗「元祖 嶋田家」さんです。
昔ながら佇まいが素敵なお店。
毎回は座れませんが、運良く窓近くの席に座れれば湧水が流れ込む亀島弁財池を眺めながら深大寺そばをいただくことができます。
この日は舟盛りに深大寺そばと天ぷらが乗った「天ざる」をオーダー。
来ると毎回このセットを頼んでしまいます。
こちらはニシンの干物の甘露煮が入った「にしんそば」。
「元祖 嶋田家」さんでは、かつて使用していた地粉に近い青森県産の粉を石臼で挽き、たっぷりの湧水を含ませて作っていて、つるつるシコシコとしたおいしいお蕎麦。
これをいただくとようやく年末感がわいてきます。ごちそうさまでした!
深大寺の門前町は昔ながらの風情が今も残る人気のエリアです。
それぞれのお店では持ち帰り用の「年越しそば」を販売していました。
年越しそばはいつまで食べられる?
気になるのは大晦日の営業時間。
「深大寺そば組合の公式ホームページ」によると、12月31日の大晦日はほとんどのお店で営業しています。ただし「そばがなくなり次第終了」とのことなので、お目当てのお店は早めの来店が良さそうですね。
年明け元日から3日までは全ての店舗で営業しているので、初詣後の深大寺そばもオツかもしれません。
元祖 嶋田屋
所在地:東京都調布市深大寺元町5-12-10
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
営業時間 平日:10:00~17:00(L.O.16:30) 土日:10:00~17:00(L.O.16:30)
※大晦日は10:00~18:30(L.O.18:00)