多摩市が2024年度の市立小・中学校の給食費無償化を発表しました

多摩市は、2024年4月1日から多摩市立小・中学校の学校給食費を無償化すると発表しました。

4月1日から市立小・中学校の給食費を無償化

これは、今年1月に東京都が自治体に学校給食費の半額を補助する方針を発表したことをうけて、新年度の補正予算案に盛り込まれて市議会で承認されたもの。関連事業費は約4億5,000万円です。

多摩市によると、対象は多摩市立小・中学校の全児童・生徒（計8,480人）。期間は2024年4月1日から2025年3月31日までとなります。

3月27日に行われた定例会見で阿部裕行多摩市長は「財政的に余裕があるわけではありませんが、東京都から半額補助という背中を押していただき、小中学校の学校給食費無償化に踏み切ることといたしました。義務教育に関わる経費は限りなくゼロに近づけていくことが望ましく、本来は国が全額支出するのが筋だと思います。未来への投資ということで、市民の皆さんにもご理解をいただいて進めていきたいと思っています」と話しました。

この無償化により、1人当たり年額5万円前後（牛乳ありの場合）の給食費負担が軽減する見通しです。

令和6年度の学校給食費を無償化します！｜多摩市公式ホームページ