多摩市のベルブ永山にて、映画『aftersun/アフターサン』(シャーロット・ウェルズ監督作品)特別上映会が2024年6月22日(土)に開催されます。
2回目上映後にはトークイベントも
これはTAMA映画フォーラム実行委員会が毎年11月に開催する映画祭「TAMA CINEMA FORUM」とともに年数回、開催している特別上映会です。
本作は11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後に父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る作品です。
カンヌ国際映画祭での上映を皮切りに話題を呼び、若くして娘を持つ繊細な父親を演じたポール・メスカルは、第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。多くのメディアが“2022年度ベストムービー”に挙げています。
【作品紹介】
思春期真っ只中のソフィは、若き父・カラムとトルコのリゾート地にやってきた。まさしくターコイズ・ブルーの海を臨むまぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、親密な時間をともにする……。20 年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、ビデオテープの映像から記憶を手繰り寄せ、当時は知らなかった父の一面を見出してゆく。まぶしいほどの夏の光。うだる暑さと少しぎこちない会話。日焼け止めクリームの手触り。暗闇でゆらゆらと踊る父の後ろ姿。多くを語らず、ミニマリスティックな演出で観る者に深い余韻をもたらす本作は、誰しもの心の片隅に存在する、大切なひととの大切な記憶を揺り起こす。もし、ひとりの人間として内なる父を知ることができたなら―――。いつまでもまばゆさとヒリヒリとした痛みを焼きつける、愛おしい記憶の物語を今、再生する。
2回目の上映後には本作のポスター・パンフレットを手掛けシャーロット・ウェルズ監督とも対談されている大島依提亜(おおしまいであ)さん、Webメディア『Fan’s Voice』主宰の映画ジャーナリスト立田敦子(たつたあつこ)さんによるトークが行われます。
チケットは「teket(テケト)」ほか、多摩市立永山公民館の窓口などで販売中です。
『aftersun/アフターサン』特別上映会
開催日時:2024年6月22日(土)
①10:30〜12:11 ②13:00〜14:41/トーク14:45〜15:25 ③16:00〜17:41 ④18:10〜19:51
※トークは上映②の鑑賞者を対象とします。※上映スケジュールは変更になる場合があります。
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山5F)多摩市永山1-5 京王永山駅・小田急永山駅から徒歩2分
料金:一般前売1,000 円、当日1,200 円
※TAMA 映画フォーラム支援会員、子ども(小学生以下)、障がい者と付添者1 名(付添者もチケットの購入が必要です。前売・当日800 円
チケット:2024年5月24日(金)9時発売 ※窓口は一般チケットのみ販売
オンライン:teket(テケト)・窓口:多摩市立永山公民館(ベルブ永山3F、祝日・休館日を除く9:00〜17:00)※休館日:第1・第3木曜日
多摩市立関戸公民館(ヴィータ・コミューネ7F、祝日・休館日を除く9:00〜17:00)※休館日:第1・第3月曜日
『aftersun/アフターサン』特別上映会 – TAMA映画フォーラム実行委員会(公式サイト)