東京都都市整備局は「南大沢駅北側都有地活用事業」の事業予定者を「三井不動産株式会社」にすると公表しました。
これにより、現在ある「三井アウトレットパーク多摩南大沢」は、2026年以降も営業を継続する見通しです。
A画地は継続営業、B画地は建て替え予定
「三井アウトレットパーク多摩南大沢」がある「南大沢駅北側都有地」については、定期借地契約が2025年に終了することから、2024年2月に公募型プロポーザル方式で事業者募集要項等を公表され、5月に事業応募者(1社)からの提案を審査した結果、事業予定者を「三井不動産株式会社」に選定したとしています。
新たな提案では「にぎわいの継続&発展 ~さあ、南大沢から未来をかえよう~」をコンセプトに、「A画地(A街区)」は既存建物を利用し、約9割のテナントの営業を継続。
現在、スーパーマーケット(グランルパ南大沢店)や、レストランなどがあるB画地(B街区)は建て替えを予定して、店舗数の大幅な拡大とフードコートやイベントスペースを新たに設置。センターペデ道路沿いにはイベントスペースを先行整備して、地域のコミュニティにも開放するほか、スポーツ・エンターテインメントイベントを実施するなど、にぎわいのさらなる発展に向けた提案が高く評価されたとしています。
追記:「サカガミ グランルパ南大沢店」は2025年1月13日(月)をもって閉店します
東京都都市整備局HPに掲載された「完成予想図」を見ると、B画地には建物が新たに建て替わり、奥には5階建ての駐車場棟も。通り沿いのイベントスペースではスポーツイベントを開催している姿も見られますね。
今後は2025年度に事業用定期借地権設定契約の締結とB画地の建築工事を着工予定。2027年度にB画地の建築工事の完了を予定しています。
詳細は今後発表されると思いますが、これからの南大沢の街の変化にも注目したいと思います!
追記:「B街区」が2025年1月13日(月)をもって一時閉館します
「南大沢駅北側都有地活用事業」の事業予定者を決定しました | 東京都都市整備局