JR東日本は、2025年3月15日(土)のダイヤ改正を発表。多摩エリアの通勤・通学者や、休日の観光客にとって、より快適で便利なサービスが提供されることになりました。
中央線快速と青梅線のグリーン車サービスが本格開始
東京~大月間の中央線快速と、立川~青梅間の青梅線にて、2階建てグリーン車サービスが本格的に開始されます。
モバイルSuicaで「Suicaグリーン料金」を利用すれば、通常(紙のきっぷ)より260円おトクに。例えば、東京~八王子間ではSuicaグリーン料金750円で快適に過ごせます。
これにともない、今年10月からは先行導入していたグリーン料金不要の「グリーン車お試し期間」は2025年3月14日(金)の最終列車をもって終了となります。
なお、特急「はちおうじ」「おうめ」は、中央線快速・青梅線へのグリーン車導入にあわせて運転を取りやめるとしています。早朝・夜間帯の河辺始発・終着の一部電車を青梅始発・終着に変更するとしています。
特急「あずさ」「かいじ」の一部を東京駅発に変更
特急「あずさ」と「かいじ」の一部が、新宿発から東京駅発に変更。新幹線や他路線からのアクセスが向上します。
変更となるのは、東京駅16時15分発以降の特急「あずさ45・49・53・55 号」と「かいじ47 号」となります。
また、特急「あずさ」の一部列車は、 9両編成→12両編成に増えます。
通勤、通学に便利な臨時特急「かいじ」は、平日早朝に運行開始されます。山梨方面から東京への通勤・通学が便利になりそうです。
南武線は増発。青梅線・五日市線は利便性アップ
南武線は、平日夕夜間帯(18時台~19時台)に立川発の上り列車を2本、稲城長沼からの下り列車を2本増発。(※川崎~立川間でワンマン運転を実施)
青梅線・五日市線は、立川~武蔵五日市間の直通列車が増加。平日夕方に拝島で折り返している五日市線の一部列車を立川始発・終着に変更して利便性を向上するとしています。
さらに、中央快速・青梅線では「ホリデー快速おくたま」が東京駅発に変更。都心から奥多摩エリアへのアクセスがスムーズになり、登山などのレジャーでの利用が便利になりそうです。