
京王線「調布駅」前の商業施設「トリエ京王調布」C館の北側の鉄道敷地「てつみち」に『ゲゲゲの鬼太郎』の作者で調布市名誉市民・水木しげるさんの作品に関連したブロンズ像などが並ぶ「水木しげるゾーン」が誕生!2025年3月23日に「除幕式」が行われました。
「水木しげるゾーン」除幕式が開催

「トリエ京王調布」C館前には「ぬりかべ案内板」が設置されました。当日は長友貴樹 調布市長、水木先生の奥様の布枝さんをはじめ、水木プロの皆さん。先日オープンした「鬼太郎茶屋」のオープニングにもいらしてた俳優の永尾柚乃さんが「ねこ娘」の衣装で登場しました。
「水木しげるゾーン」の整備にあたっては「ふるさと納税」で1,000万円以上の寄附が集まり、「ぬりかべ案内板」を起点に京王線調布駅周辺の市役所前通りから「鬼太郎ひろば」までの遊歩道にイラストパネルや照明、ブロンズ像が設置されています。
イラストパネル

イラストパネルは全20種類。

調布銀座や深大寺参道など、調布市内の風景に『ゲゲゲの鬼太郎』の人気キャラクターが描かれています。

鬼太郎とねずみ男が多摩川で釣りをしていて、河童が釣れちゃう場面も。
4つの照明が設置

駐輪場脇の歩道には4つの照明が設置。

一反木綿やねこ娘などの姿が。

子泣きじじいや、

砂かけばばあの姿も。夜になるとシルエットの部分に灯りがつくものと思われます。
ブロンズ像

「鬼太郎ひろば」に続く遊歩道には8つのブロンズ像が設置。まずは水木しげる先生が作画しているブロンズ像です。

こちらは『ゲゲゲの鬼太郎』の基となった『墓場鬼太郎』(1960年刊行)のブロンズ像。

こちらの「ねずみ男」も『墓場鬼太郎』で描かれた一場面のブロンズ像。

こちらは『河童の三平』(1961年刊行)で描かれた河原三平と河童のブロンズ像。

こちらは1963年刊行の『悪魔くん』の主人公・松下一郎のブロンズ像。

こちらは、テレビの中に自由に出入りできる不思議な少年を描いた『テレビくん』(1965年発表)のブロンズ像。

死にかけた4つの生命体の生への執着から生まれた架空の生物『コケカキイキイ』(1970年発表)のブロンズ像。

日本の修験道の開祖・役小角の三十代目で手足が伸びるなど、数々の不思議な超能力をもったキャラクター『フーシギくん』(1974年発表)のブロンズ像です。
8つのブロンズ像を見終わると、「鬼太郎ひろば」はすぐ近くです。ブロンズ像は経年ごとに味わいが一層深まりそうですね。調布駅近くにに水木先生の作品を立体的に感じられる新スポット誕生です!
©水木プロ