
イオンモール株式会社は、八王子市滝山町で開発中の「(仮称)八王子インターチェンジ北」について、B街区の建築工事に着手したと発表しました。2026年春の開業を予定しています。
A街区とB街区の商業施設が2026年春に開業予定

こちらの施設はイオングループ初となる「次世代型複合商業施設」として、当初は2025年春に第一期、2026年春に第二期の開業を予定していました。
今回、新たに発表された予定によると、A街区とB街区の商業施設は2026年春に開業予定。A街区のイオンネクスト株式会社の顧客フルフィルメントセンター(CFC棟)は、2026年秋に開業を予定しています。

新たな完成予想パースが公開されました。
「(仮称)八王子インターチェンジ北」は「豊かな時間を体現し 共感した人が集い賑わう場 」をコンセプトに、シネマコンプレックスやライフスタイル提案型店舗、飲食店などが計画されています。A街区の敷地内にはバスロータリーを設け、八王子駅と同施設をつなぐ路線バスが運行予定です。
さらにA街区の顧客フルフィルメントセンター(CFC棟)には、AIとロボットを駆使した最先端施設を設置。イオンのネット専用スーパー「Green Beans」が展開され、最大5万品目の取り扱いが可能です。24時間稼働するロボットと徹底した温度管理システムにより、6分間で50品目の商品をピッキングできる精密な物流体制が整備されます。
「オンライン」と「オフライン」が融合する新たなライフスタイル施設

B街区の敷地面積は約29,000㎡、延床面積は約18,000㎡で、鉄骨造地上3階建ての商業施設が建設される予定です。
300台分の駐車場を備え、B街区の施設の中心には広場を設けられ、地元の行事や近隣の道の駅「八王子滝山」と連携したイベントの開催など、地域の方が集う公園としての機能を提供予定です。

顧客フルフィルメントセンター(CFC棟)とともに実店舗も併設して、「オンライン」と「オフライン」が融合する新たなライフスタイル施設を展開することで、地域で暮らす人々の生活をより豊かにする新たな「生活基盤」を提供するとしています。
中央自動車道の「八王子インターチェンジ」に近い広域交通の要衝という立地を活かし、地域の商業と物流をつなぐ新たな拠点として注目されそうです。
(仮称)八王子インターチェンジ北 | 施設情報 | イオンモール(公式サイト)
イオンモール(仮称)八王子インターチェンジ北
【B街区 計画概要】
所在地:東京都八王子市滝山町一丁目884
敷地面積:約29,000㎡
延床面積:約18,000㎡
建物構造:鉄骨造 地上3階建
駐車台数:300台
開業予定:2026年春
【A街区 計画概要】
所在地:東京都八王子市滝山町一丁目885-1外
敷地面積:約65,000㎡
延床面積:約40,000㎡(CFC棟)、約16,000㎡(商業棟)
建物構造:商業棟 鉄骨造 地上6階建、CFC棟 鉄骨造 地上4階建
駐車台数:40台
工事着工日:建築着工済み(2024年5月)
開業予定:商業棟:2026年春、CFC棟:2026年秋