
多摩市の「多摩中央公園」にて、家族で楽しめる回遊型の体験型バーチャル動物園「イマーシブナイトZOO」が、2025年8月9日(土)と10日(日)の2日間開催されます。
地域活性化を目指す学生発の実証実験
こちらは明治大学政治経済学部・奥山雅之ゼミナールの学生の皆さんが企画し、多摩中央公園や東京動物園協会の協力を得て行われる、入場無料のイベントです。観光まちづくりコンテスト「タマリズムプロジェクト」にエントリーする形で、多摩市を舞台にした「ナイトタイムの新たなまちづかい」を提案する実証実験として開催されます。
当日は16時から大池前テラスでワークショップとグッズ販売を開始。多摩動物公園オリジナルグッズの販売や、学生たちによる遊びを融合した「どうぶつハンティング」を楽しめます。これは、わなげで動物を“捕まえる”と、種類に応じて景品がもらえるゲームで、景品には夜の目印にもなる「光る動物グッズ」が用意されています。
18時からは大芝生広場で「なぎごえどうぶつえん」がスタート。スピーカーから流れるリアルな動物の鳴き声を頼りに、公園内の複数の動物ブースを巡る回遊型イベントです。動物について学べるブースを順に巡りながら、まるで夜の動物園を探検しているかのような体験が楽しめます。
さらに、光る動物のオブジェや、地面に映し出される動物の足跡など、夜ならではのインスタレーション演出も予定されています。
明治大学政治経済学部の奥山雅之教授は「夜は暗くて危ない、外に出るべきではないというイメージがあると思います。近年の地球温暖化の影響で日中の活動が制限されるなか、夜は比較的涼しく、思いきり遊べる時間帯です。多摩市には子どもたちがのびのび走り回れる公園が整っています。このイベントを通じて、多摩市の夜の新たな使い方を体験し、家族で忘れられない夏の思い出を作ってください」とメッセージを寄せました。
本物の動物は登場しませんが、多摩中央公園で音と光に包まれる“夜の動物園”が楽しめそうです。なお、当日は「水辺のマルシェスペシャル 星空のグルメナイト2025」も同時開催されます。
イマーシブナイトZOO~よるのゆめどうぶつえん~
開催日程:2025年8月9日(土)〜10日(日)※雨天・荒天時は中止
時間:なぎごえどうぶつえん18:00〜20:00、ワークショップ・グッズ販売16:00〜20:00
場所:多摩中央公園(東京都多摩市落合2丁目35)
料金:無料
主催:明治大学政治経済学部 奥山雅之ゼミナール
協力:多摩市、TAMAセントラルパークJV、多摩動物園協会、東京造形大学
明治大学奧山ゼミ(公式サイト)