
多摩市では、将来的な自動運転バスの本格導入を見据え、都内初となる大型自動運転バスの実証運行を、多摩ニュータウン・鶴牧エリアで実施します。運行期間は、2026年1月10日(土)から2月1日(日)までの土・日曜日、祝日です。
都内初!大型自動運転バスが多摩ニュータウンを走る

これは多摩市を事業主体とし、運行主体に京王電鉄バス株式会社、システム・車両提供にA-Drive株式会社の3者によるコンソーシアム体制で実施されるもの。
多摩市で自動運転バスといえば、2024年12月にコミュニティバスサイズのミニバスでの実証実験が行われましたが、今回の大型路線バスによる実証運行は東京都内で初の取り組みとなります。
実証運行は、自動運転レベル2(運転手搭乗型)で実施され、令和9年度には一部区間で自動運転レベル4(システムが主体、特定条件下における自動運転)の運行を目指すとしています。
実証運行に使用される車両は、いすゞ自動車の大型路線バス「ERGA(エルガ)」。最高速度(自動運転時)は40km/hです。

今回運行される区間は、京王バス「鶴牧循環(多61系統)」となります。

多摩センター駅(7番のりば)から発車し、奈良原公園、南野三丁目、鶴牧センターなどを周回、約25分ほどで再び多摩センター駅に戻ってきます。なお、多摩センター駅方向の「多摩郵便局」には停車しません。
運行本数は1日4便。定員は1便あたり25人で、全席事前予約制・先着順となります。
乗車運賃は200~230円で、クレジットカードによる事前決済が必要です。予約は2025年12月25日(水)15時から、「ハイウェイバスドットコム」で受け付けが始まります。
将来「自動運転レベル4」の実現を目指すうえで、重要な一歩となりそうです。













