
2026年1月31日(金)から営業運転を開始予定の京王電鉄の新型通勤車両「2000系」のメディア向け試乗会が若葉台車両基地で開催。取材してきました。
子育て世代やシニア世代をはじめ、年齢や性別、利用目的を問わず、誰もが快適に利用できることを目指した設計が各所に盛り込まれています。
利用者の声から生まれた京王電鉄の新型通勤車両「2000系」に試乗

2000系は、「もっと、安全に、そして安心して、これからもずっと、のっていただける車両を。全ての世代に、やさしく、そして、ワクワクしてもらえる車両を」をコンセプトのもと開発された新型車両です。
このデザインはお客さんや社員のアンケート結果や座談会で決定したコンセプトをもとに車体メーカーのデザイナーが車両デザインを数点制作。京王グループの「感性AIアナリティクス」を活用してこちらの車両デザインを決定しました。

この日は若葉台車両基地を出て、若葉台駅から橋本駅まで向かい、再び若葉台駅へ戻る約30分間の試運転でした。


2000系の外観・内装デザインのキーワードは「ラウンド(円)」。前面形状や側面、車内の仕切りや座席に至るまで、角を抑えた丸みのあるデザインが採用されています。
5号車に設置された大型フリースペース「ひだまりスペース」

2000系最大の特徴が、5号車に設けられた大型フリースペース「ひだまりスペース」です。

このスペースは、優先スペースも含めると5号車の約半分に相当していて、ベビーカーや車いす利用者、親子連れが安心して利用できる広々とした空間となっています。

ひだまりスペースには床面から50cmのところに大きな窓(高さ1240mm×幅1930mm)が設置され、窓の前には太めの手すりを配置。小さなお子さんでも手すりにつかまりながら外の景色を楽しめる設計です。
ベビーカーや車いすの方も乗り込みやすく、以前の取材会では3人のお子さんの子育てに奮闘中の藤本美貴さんも期待を寄せていました。

2000系では、従来から使用されている優先席「おもいやりゾーン」も引き続き、採用されています。

「ひだまりスペース」と一体となり、車内全体で「譲り合い」や「使いやすさ」を自然に促す空間づくりが意識されています。


運転席もお子さんが見やすい工夫

続いては、運転席に行ってみましょう。

運転台の仕切り窓もガラス面を下まで広げることで、お子さんでも前面が見やすい工夫が施されています。

2000系では、環境性能の向上も大きなポイントです。フルSiC素子を用いた新型のVVVFインバーター制御装置を導入し、VVVF未搭載車に比べ大幅な省エネを実現し、従来のVVVF搭載車と比較しても約20%の省エネ性能が向上。消費電力のさらなる削減や車両の軽量化を図るとしています。
1月24日(土)には誰でも参加できるお披露目会が開催

京王電鉄の新型通勤車両「2000系」は、2026年1月31日(金)から営業運転を開始予定。10両1編成での導入となり、2027年3月までに計40両の導入が計画されています。
1月24日(土)には、若葉台車両基地での撮影会・試乗会(※事前申込みは終了)に加え、午後からは府中競馬正門前駅で、誰でも参加できるお披露目会も開催。車両見学や関連グッズの販売など、2000系を間近で体験できる貴重な機会となりそうです!















