多摩のお酒『原峰のいずみ』に使用する酒米の田植えに行ってきました。
場所は、関戸にあるキシ農園。(※「キシ」はやまへんにがんだれ・ほす(干))
このお酒を作るきっかけになったのは小山商店に飾られている稲を見た方が「多摩で作られた米でお酒をつくったらどうだろうか・・・」という話しから。
その話が、あれよあれよと盛り上がり、協力してくれる米作農家4戸(キシさん、太田さん、柚木さん、木暮さん)が立ち上がってくださったそうです。こんなに長く続くというのは本当に素晴らしいですね!
麹米は「あいがも農法」によって収穫された(酒造好適米)もの。そして掛け米は当初は『山田錦』からはじめたそうですが、2年目に多摩の土とは合わずに断念せざるをえなかったそうです。そして「若水米」に変えたところ大成功。
今年からは新たな新たな挑戦として『五百万石』に変えたそうです。
そしてこのお酒の名前にもなっていますが、多摩市関戸5〜6丁目あたりの丘は原峰と呼ばれ、この地域にこんこんと湧き水が湧き出ていることから『原峰のいずみ』と名付けられたそうです。米も水も生粋の100%多摩のお酒ということです。多摩市の誇りと言えるかもしれませんね。
蔵元は多摩市内には醸造所がないので、多満自慢で知られる福生市の石川酒造で醸造しています。純米吟醸酒として多摩市だけで販売しています。
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