今回ご紹介するのは、昭和38年に発足された『矢部八幡宮獅子舞保存会』です。地域の方達で結成されていて現在は約40人、子供さんから大人の方まで活動されているそうです。
練習は隔週土曜日の19時〜20時に、町田市矢部にある箭幹(やがら)八幡宮の境内にある神楽殿で行われ、獅子舞を舞う男の子と笛を吹く女の子で稽古をしています。
この矢部の獅子舞は戦国時代から始められたと言われ、由緒正しい踊りだそうです。活動は近隣の例祭や奥宮開扉の大祭、そして毎年9月には『町田市無形民族民族文化財』に指定されていて、4人の子供達が獅子舞を舞い町内を訪問し、踊りを奉納するそうです。目の前で見ると、太鼓の音や笛の音、軽やかに踊る姿は、心地よい緊張感と共に心が高鳴ります。
こうして獅子舞を守ろうと、地域の方々が力を合わせて活動しているのは素敵なことですね。そして、町田市郷土芸能協会会員長年の活動が評価されて平成23年に『東京都文化功労賞』、平成24年には文部科学省より『文化功労表彰』を授与されたそうです。機会があれば、是非見学に行かれてみてください。
- お問い合わせ 担当 八木さん 090-9681-7473
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