町田市小野路町にある「小野路宿里山交流館」で2023年3月3日まで「ひなまつり」が開催しています。
小野路宿里山交流館について
ここは江戸時代、街道の要所で大山詣りの宿場町として賑わった小野路宿(おのじじゅく)があったエリアでした。かつては「角屋」「福島屋」「池田屋」「煙草屋」「河内屋」「中屋」という6軒の旅籠があったそうです。
その中の旧「角屋」を改修して観光交流の拠点として2013年に開館したのがこちらの「小野路宿里山交流館」です。
旧「角屋」の主屋部分には、和室や交流スペース、物販販売コーナーがあります。
改修は既存の構造形式を踏襲していて、大きく張り出した主屋の軒先は神社仏閣などで用いられている「桔木(はねぎ)構造」が使用されているそう。
1929年(昭和4年)に建てられた土蔵では、展示ギャラリーなどが開催されています。
主屋の右手の入口から入ることが出来ます。
物販コーナーでは、小野路産の新鮮な野菜や、工芸品などが販売されています。
お弁当だけでなく「小野路うどん」やお蕎麦のセット、コーヒーなども販売されていました。(※食事のオーダーは午前11時から、小野路うどんのラストオーダーは午後1時30分)
奥の交流スペースと和室で、お弁当などを飲食することができます。かつての旅籠の雰囲気を感じる広々とした空間でゆっくり出来ますね。
さらに奥に進んで、先ほど紹介した土蔵まで進んできました。
こちらでは3月3日まで「ひなまつり」の展示が行われています。
中には雛人形やつるし雛などがたくさんありました。
土蔵の中の雛人形。雰囲気も伴ってなかなか見応えありですね。
「小野路宿里山交流館」の近くには多摩丘陵の原風景があり、小野路宿通りはかつての宿場町の名残を感じる風景が見られました。
小野路宿里山交流館
所在地:東京都町田市小野路町888-1
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:年末年始(12/29〜1/3)
※専用駐車場はなし
小野路宿里山交流館/町田市ホームページ