KAOFES実行委員会は、毎年9月に聖蹟桜ヶ丘の多摩川河川敷で開催している「KAOFES」について、今年の開催を見送り、2025年5月にリニューアルして開催すると発表しました。
2025年5月にリニューアル開催へ
「KAOFES」の公式Facebookページで発表がありました。
それによると、近年の著しい気候変動による来場者の熱中症リスクが増す中での開催は一旦取りやめ、来年5月にリニューアル開催を目指すとしています。
聖蹟桜ヶ丘にある産婦人科「赤枝医院」さんで産まれた子どもたちとお母さんたちを対象に毎年9月に開催されていたイベント「赤枝夕涼み会」が前身の「KAOFES」は「こども達が「遊び」「学び」「仕事」を経験し、自分たちで考えながら街を創りあげていく、新しい形のフェス」として、2014年にスタート。
2020年からは新型コロナウイルスの影響で3年間の中止期間がありましたが、2023年には4年ぶりに開催され、多くの来場者で賑わいました。
投稿には「パワーアップしたKAOFES-NEXTを是非とも楽しみに待っていてくだされば幸いに思います。KAOFES実行委員会一同、2025年5月、みなさまと『約束の場所』でお会いできることを楽しみにしています!!」とポジティブな言葉で結ばれています。
今月はじめには同時開催していた「せいせきみらいフェスティバル」の閉幕が発表され、「KAOFES」の開催継続も心配されましたが、来年のリニューアルを目指しているとのことで安心しました。
気候変動などで時代が大きく移りゆく中、近年のイベントの運営は非常に困難なものがあると思います。今年の開催は見送りとなりましたが、「KAOFES」がこれからも多摩地域の未来を担うイベントとして、より多くの人々に愛され続けるための充電期間と捉え、来年の開催を楽しみに待ちたいと思います。