多摩ポンのお店訪問シリーズ。
今回は多摩市愛宕四丁目(上之根橋側)に2024年8月23日にオープンした瓶詰め・和洋菓子店「GenkiOyaji本舗」さんを取材してきました。
※今回は、多摩ポン公式インスタグラムのフォロワーさんから情報をいただきました。ありがとうございます！
多摩センター駅から徒歩10分。乞田川沿いの「GenkiOyaji本舗」へ
お店の場所は京王・小田急「多摩センター駅」から徒歩10分の乞田川沿いの住宅街に位置しています。お店のご主人のお家の1階部分を改装して「GenkiOyaji本舗」として、このほどオープンしました。
「GenkiOyaji本舗」の店内とメニュー
早速店内へ。リビングとダイニングを改装したというかわいらしい店内。さらに奥には作業する工房が続いています。
店内では、こだわりの厳選素材を用いた和栗の渋皮煮や丹波篠山黒大豆の豆煮、マーマレードといったご主人手作りの瓶詰めや、カヌレ、和ケークなどの焼き菓子が購入できるほか、マーマレードを使用したオリジナルドリンク、アイスコーヒーなどのカフェメニューが楽しめます。
テラス席でイートインできる
店舗の営業時（営業時間は金曜13〜18時、土日11時〜18時※詳細は下記参照）は、晴天時のみ店舗横にテラス席（最大テーブル3台、9席）が設置され、イートインが利用できます。
この日お店に伺ったところ、以前から「多摩ポン」を読んでいただいていたそうで、お店の方のご厚意でイートインメニューを試食させていただきました。ありがとうございます！
数量限定の「幸せカヌレ（330円税込※お一人様5個まで）」は、北海道産の小麦粉や牛乳、平飼い卵、ホクレンてんさい糖、カルピスバター、ラム酒、バニラビーンズを贅沢に使用し、銅型、蜜蝋で焼き上げたご主人自慢の一品。
外はザクザクとしながらも中はしっとりとやわらかな食感のコントラストが印象的な絶品カヌレです。ご主人はこのレシピにたどり着くまで100回以上もカヌレの試作を繰り返したと言います。
こちらは瓶詰めでも販売されている自家製マーマレード「やっちゃん-YACCAN-」を強炭酸で割った「ママスカ（450円税込）」。愛知県三河地方の無農薬甘夏や八朔を使用したマーマレードは、皮の食感がしっかりと感じられる大人の味わい。甘みは低GIの「アガベシロップ」を使用していて、血糖値が気になる方にもおすすめです。
和ケークも試食させていただきました。自家製の栗の渋皮煮や丹波篠山の黒豆煮を使用した「和ケーク栗夢」や、マーマレードを使用した「ロレーヌ・マムラード」のカット切りが楽しめます。
- マロンクリーム、かぶせ茶/てんさい糖、ほうじ茶/黒糖（1カット各450円税込）
- ロレーヌ・マムラード（1カット300円税込）
栗は岐阜県東部の栗きんとんで用いられる「恵那栗」を使用。どこをカットしても栗と黒豆の断面が見えるほどたっぷりと使用していて、栗の渋皮煮と黒豆煮のやさしい甘みが口の中いっぱいに広がります。
「ロレーヌ・マムラード」は、メレンゲに自家製マーマレードを混ぜ合わせて焼き上げたオリジナルの焼き菓子。しっとりとして口溶けやわらかな食感とマーマレードの食感があと引く一品で、どちらもご主人の静かな熱意が、ひとつひとつのお菓子に込められているのを感じました。
お店のご主人で「GenkiOyaji本舗」代表の池田英史さんは、10年以上前から独学で栗の渋皮煮を作り始め、会社勤めをしながら製菓学校へ通う他、必要な免許を取得し、昨年、定年退職した後、開業したそうです！
昨年からはインスタグラムを使ってオンラインで販売。着々とファンを増やして来ましたが、「お客様と直接お会いして販売したい」という思いから、奥様の君子さんやお仲間と協力してこちらの店舗を開いたと言います。
池田さんは「小さなお店ですが、地元の方に愛していただけるお店になれば」と話していました。10月から年末にかけては「和シュトレン」の販売も予定しているそうなので、こちらも楽しみですね。ごちそうさまでした！
GenkiOyaji本舗
所在地：東京都多摩市愛宕4-8-34
店頭での営業時間：金曜13〜19時、土日11時〜19時
※営業時間は10月以降見直す可能性あり（金曜13〜18時、土日11時〜18時）
※日によって1時間程度の延長あり。サインライトの点灯、サンシェードの開幕を営業中の目印にしております。店内が点灯しておりましたら、どうぞお声掛けください。
アクセス：多摩センター駅より徒歩約10分
駐車場なし
お店公式インスタグラム
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