
多摩ポンのお店訪問シリーズ。
今回は、今年1月に開園した「町田市立鶴川香山園(つるかわかごやまえん)」の建物内にある和食レストラン「桜梅桃李(おうばいとうり)鶴川香山園」さんでランチしてきました。
桜梅桃李 鶴川香山園へ

入場無料の市立公園としてリニューアルした「鶴川香山園」。1906年(明治39年)に建てられた伝統的な日本家屋「瑞香殿(ずいこうでん)」の中に、株式会社キープ・ウィルダイニングのグループ会社、株式会社GORILLA COMPANYが運営する和食レストラン「桜梅桃李 鶴川香山園」さんがあります。

建物左手の入口から入って、中には「鶴川香山園の変遷」が紹介されていました。

この日は事前に予約して行きました。趣ある日本家屋に足を踏み入れた瞬間から、日常の喧騒を忘れ、ゆるやかな時間の流れに包まれて、すっかり旅に来たような気分です。

奥には立派な和室があり、席数は70席。
和の設えを活かした空間に、テーブルと椅子の設置され、幅広い世代が心地よく過ごせるようになっています。縁側には池泉式回遊庭園を眺められる席もありました。
桜梅桃李のランチメニュー

この日はランチメニューをいただきました。前菜からメイン、甘味がセットになったコースで、選べるメイン(お肉またはお魚)によって、料金が変わります。

ドリンクメニューはこちら。ビールやクラフトビール、ワイン、日本酒などのアルコールやソフトドリンクがありました。

まず運ばれてきたのは、綺麗な盛り付けの「前菜小鉢8種」と「地場野菜のサラダ」。
「ホタルイカの木の芽味噌がけ」や「カダイフの雲丹のせ」「デコポンの白和え」「湯葉のべっこうあんかけ」など、ひとつひとつが丁寧に作られた季節を感じる一品が楽しめます。

本日の一品は、たけのこを炊いた一品。とろみのある出汁が素材を包み込み、優しい味わいが体に染み渡ります。

素敵なお皿に盛り付けられた選べるメインは「鰆(さわら)」の煮付けをチョイス。ふっくらとした鰆の身が、ほどよい甘さの煮汁とともに絶妙な仕上がりです。

2名で行ったので、もう一人は「はまポークと香味野菜グリル」をチョイス。横浜産ポークのジューシーさと香味野菜の香ばしさがマッチして、ボリューム感のある一皿でした。

タイミングを見計らって運ばれてきたのは、おひつに入った炊き立てごはん。お茶碗によそって、メインとともにいただきました。

お味噌汁は具だくさんな白味噌仕立て。町田の地場食材を活かした和食の良さを実感するランチメニューでした。

食後にスタッフさんが持ってきた大きなお膳には、おいしそうな甘味がたくさん!シフォンケーキや羊羹、わらび餅の中から好きな甘味を一品選べます。

この日は抹茶の羊羹と、紅茶のシフォンケーキをチョイスしました。

さらに「ゆず茶」と「コーヒー(+100円)」が届いて、お茶とともに食後の甘味を堪能しました。
なお、お店では食事以外にも喫茶利用が可能。また、3月からはディナー営業も始まり、昼とはまた異なる表情が楽しめるそう。スタッフさんの接客も丁寧で、記念日や特別な食事会にもぴったりの空間でした。

食事後は鶴川香山園内の庭園へ。池泉回遊式庭園の脇には「散歩コース」があり、こちらもおすすめです!
桜梅桃李 鶴川香山園
所在地:東京都町田市能ヶ谷2-17(町田市立鶴川香山園内)
営業時間:ランチ11:00〜15:00、ディナー16:00-22:00、喫茶10:00-18:00
アクセス|小田急線鶴川駅より徒歩4分
※一般の方用の駐車場と駐輪場はなし。障がい者用駐車場(1台/予約制)
桜梅桃李 鶴川香山園(公式サイト)