
多摩エリアを巡る自転車ロードレース「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」が2025年7月13日(日)に開催されるのに先駆けて、八王子市の「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」にて前日イベントが開催されました。
各カテゴリーの有力選手とチームが登場!

前日イベントの目玉ともいえる「チームプレゼンテーション」には、各カテゴリーの有力選手やチームが次々と登場しました。
エリート女子は前回大会優勝の渡部 春雅選手をはじめ、小林 あか里選手、金子広美選手が登場。明日はJR青梅駅前を午前7時25分にスタートし、青梅の周回エリア2周する33.5kmで行われます。

パラサイクリングは、川本翔大選手ら5選手が登壇。明日はスタート時のパレード走行に加え、青梅駅前ではハンドサイクルやタンデム自転車の体験コーナー、エキシビションレースなども予定されています。
エリート男子 国内チーム

本戦を翌日に控えたエリート男子の国内外16チームが登壇すると、ステージ前には多くのファンが集まり、拍手と歓声に包まれました。
① シマノレーシング/SHIMANO RACING
② チーム ブリヂストン サイクリング/TEAM BRIDGESTONE CYCLING
③ マトリックスパワータグ/MATRIX POWERTAG
④ 愛三工業レーシングチーム/AISAN RACING TEAM
⑤ ヴィクトワール広島/VICTOIRE HIROSHIMA
⑥ キナンレーシングチーム/KINAN RACING TEAM
⑦ VC FUKUOKA/VC FUKUOKA
⑧ 宇都宮ブリッツェン/UTSUNOMIYA BLITZEN
⑨ JCL TEAM UKYO/JCL TEAM UKYO
エリート男子 海外チーム

⑩ ユーロサイクリングトリップス・CCN/EUROCYCLINGTRIPS – CCN
⑪ HKSIプロ・サイクリング・チーム/HKSI PRO CYCLING TEAM
⑫ ヴィクトリア・スポーツ・プロ・サイクリング/VICTORIA SPORTS PRO CYCLING
⑬ ワンティ・NIPPO・リユーズ/WANTY – NIPPO – RE UZ
⑭ ルージャイ・インシュアランス/ROOJAI INSURANCE
⑮ トレンガヌ・サイクリング・チーム/TERENGGANU CYCLING TEAM
⑯ ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ/SOLUTION TECH VINI FANTINI

中でも注目は、イタリアの「ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ」。
ジロ・デ・イタリアなど世界的レースに出場し、オリンピック4大会連続出場の新城幸也 選手が所属しています。
エリート男子は明日、武蔵野の森公園を午前7時30分にスタートし、多摩エリアと青梅の周回エリア4周する133.8kmで行われます。
特設コースでエキシビション走行

チームプレゼンテーションの後は、南大沢前のペデストリアンデッキに設けられた特設コースを各チーム2周走行。選手たちが颯爽と駆け抜ける姿に、来場者も手を振って声援を送る姿も見られました。
原晋さんと稲村亜美さんによるトークセッション

ステージでは、「GRAND CYCLE TOKYO」アンバサダーの稲村亜美さんと、青山学院大学陸上競技部監督の原晋さんによるトークセッションが開催されました。

稲村亜美さんは事前番組で青梅の周回コースを実際に走行したそうで「榎峠は上り坂がすごくて、最後の1坂がもう登れなくて止まってしまいました。プロの選手はどれだけすごいかということを実感したので、明日はそういうところも注目してみたいなと思ってます」と話していました。
稲村亜美さんは明日、スタートのパレードランとフィニッシュエリアのイベントにも登場予定です。

原 監督といえば、箱根駅伝などで監督車からの選手への声掛けが話題に。選手への声援のコツを聞かれた原 監督は「あまり長い言葉ではなく、『そうそうそう!いけるいける!』と単語を連呼するんです」とユーモアを交えて声のかけ方のテクニックを披露。会場を沸かせていました。

最後に原監督は「東京は23区だけじゃありません!多摩地区のプライドをかけて応援しましょう!」と力強く話すと会場から拍手が沸き起こっていました。
和やかな雰囲気の中にもロードレースとスポーツへの熱い想いがたっぷりと語られたトークセッションでした。
サイクルスクールが開催。出展ブースも

イベント会場では3歳〜6歳の子どもたちを対象とした「サイクルスクール」も実施されました。
交通ルールを守りながら、初めての「自転車体験」に挑戦する子どもたちの笑顔があふれてました。

ステージ横のにぎわいエリアでは、自転車用ヘルメットの展示や安全啓蒙、レースのPRブースなども展開。ショッピングに訪れていた方に自転車への関心を深めるひとときとなっていました。
明日はいよいよ本戦へ!

「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」は、選手とファンの距離がぐっと縮まるイベントとなりました。明日はいよいよ注目の本戦となります。

多摩エリアを駆け抜ける白熱のレースに期待が高まります。青梅駅前のロータリーでは、ご当地グルメが楽しめるキッチンカー、コース沿道自治体・大会スポンサー・関係団体などによる展示なども出店するそうです。
明日、午前7時からはYouTubeでレースの模様が生中継される予定です。
迫力あるロードレースを、現地でも、オンラインでも楽しみましょう!
THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025 (公式サイト)
THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025
開催日程:2025年7月13日(日)
実施内容:ロードレース(エリート男子、エリート女子)、パラサイクリング