
多摩ポンのお店訪問シリーズ。
今回は京王永山駅・小田急永山駅から徒歩15分の多摩市・諏訪名店街にあるカフェ&バル「風とキャラバン」さんを取材してきました。
こちらは2025年5月末からプレオープンを経て、9月から本格的に営業をスタートしたお店。朝7時から夜11時まで、1日を通してさまざまな使い方ができる“まちの居場所”として注目を集めています。
「風とキャラバン」の店内

こちらは、全国各地を飛び回るプロのミュージシャンで、尺八奏者の神永大輔さんがオーナーを務めるお店です。
神永さんの奥様が多摩エリア出身で、お子さんの誕生をきっかけにこのエリアに戻ってきたことから、地域に開かれた飲食の場と自身の演奏活動の拠点を兼ねた場所として、この店をオープンしました。

店内は、中央アジア・ウズベキスタンの古都サマルカンドにあるブルーモスクの“青”をイメージした異国情緒あふれる空間。
青を基調とした内装に、中東風のランプや木の質感が調和して、多摩ニュータウンにいながら、まるで海外を旅しているかのような雰囲気を味わえます。

店内にはギターや箏、ハープなど、世界中の楽器が並んでいて、このお店ならではの世界観を形づくっています。

バーカウンターもあり、夜はバー利用も可能です。
「風とキャラバン」のメニュー。日替わりシェフのランチも

メニューはこちら。営業時間は朝7時〜夜11時までで、朝は午前11時まで「焼きたてクロワッサン」がついた「モーニング」も楽しめます。
ランチタイムは、いろいろなシェフの料理が楽しめる日替わりのランチプレートが人気。例えば12月は、韓国料理、スリランカカレー、創作料理、コーヒー屋さんの特製ランチなど、いろいろな国やジャンルのシェフが登場します。取材した日は南インド出身のジェルリンさんが作る「南インドのお母さんカレー」のセットが提供されていました。

この他にも国産小麦粉を使用した名物のスコーンセットやチャイ、カフェラテなどのドリンクメニュー、

中華粥、魯肉飯、あんバタートーストなどの軽食も楽しめます。

食後はアフォガードやブラウニー、コーヒーゼリーといったデザートメニューも楽しめます。

夕方17時からはオリジナルカクテルをはじめとするバルメニューも楽しめます。

夜メニューとしては「3種豆のカレー」やお酒とともに楽しめるバルメニューも楽しめますよ!
「南インドのお母さんカレー」セットをいただきます

ということで、この日はランチセットの「南インドのお母さんカレー」(ドリンク付き1,650円税込)をオーダーしました。辛さはふつう、中辛、激辛の3種類から選べます。

厳選したフレッシュハーブを使い、柔らかく煮込まれた「チキン コランブ(チキンカレー)」はスパイシーながらも奥深い旨味が広がる南インド本場の味わい。ひよこ豆のサラダや自家製のバナナチップスもアクセントになっていて、あっと言う間に完食してしまいました。

お店の世界観に合わせた美濃焼のオリジナルカップもかわいい。
音楽イベントやミニライブも随時開催
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日替わりのシェフランチとともに、もう一つの魅力が、音楽イベントの充実度です。
参加無料(ワンオーダー制)で楽しめる「アイリッシュセッション」をはじめ、今月は国際的な演奏家による北インド古典音楽やニューヨーク在住の尺八奏者によるジャズライブなども行われたそうです(※イベントによっては食事付き・チケット制の場合あり)。詳しくはお店の公式インスタグラムをご確認くださいね。
さまざまな国の料理や音楽が楽しめる「風とキャラバン」さん。地域の人も、ふらりと立ち寄った人も自然に交わって、多彩な魅力が楽しめるカフェ&バルでした。ごちそうさまでした!
カフェ&バル 風とキャラバン
所在地:東京都多摩市諏訪5丁目8−5 諏訪名店街
営業時間:7:00〜23:00 (L.O.22:30)
定休日:月曜日&火曜日
アクセス:京王相模原線・小田急多摩線 永山駅より徒歩15分、諏訪幼稚園前バス停より徒歩1分
商店街駐車場・駐輪場あり





