
京王電鉄株式会社は、京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩3分のところに建設中の2026年春入居開始予定の分譲マンション「プラウド京王聖蹟桜ヶ丘」1階に、複合交流拠点 「タトネ tatonner」 を2026年春にオープンさせると発表しました。
カフェや貸棚、シェアキッチン、レンタルスペースを備えた本施設は、「人」にフォーカスし、住民や来街者がそれぞれの「好き」や「得意」を活かして活動できる場があることで、聖蹟桜ヶ丘における新たな交流と賑わいを創出するとしています。
カフェや貸棚、シェアキッチン、レンタルスペースが入る複合交流拠点

施設名の「tatonner(タトネ)」は、フランス語で「手探り」「試行錯誤」を意味する言葉。
住民や来街者、地域で活動する人たちが、それぞれの「好き」や「得意」を持ち寄り、小さなアイデアを試しながら形にしていく。そんな“手探りの挑戦”を応援したいという想いが、この名前には込められています。

「タトネ」には、総面積は約215㎡の施設内にカフェからシェアキッチンまで、多様な活動を受け止める4つの機能が入ります。
①カフェ
昼はコーヒーやランチを楽しむ憩いの場、夜はお酒を片手に会話が生まれる空間へ。時間帯によって表情を変えるカフェレストランです。小上がり席も設けられ、子連れでも利用しやすい設計となっています。施設全体の“コミュニティの核”となる存在です。
②貸棚(棚貸し)
ひと箱ごとに“店主”になれる棚貸しスタイル。書籍やハンドメイド作品の販売・展示など、気軽に自分のショップを持つことができます。訪れる人にとっては、地域のクリエイターや隣人の個性に出会える場にもなりそうです。
③シェアキッチン
「いつか自分のお店を持ちたい」「得意なお菓子を誰かに届けたい」そんな想いを後押しする、多摩市初の駅近シェアキッチン。ここで作ったパンやお菓子を貸棚で販売することもでき、起業への第一歩を支えます。
④レンタルスペース
ワークショップや展示会、ポップアップストアなど、多目的に使える空間。単なる“場所貸し”にとどまらず、「教えたい」「披露したい」という想いを地域とつなぐ活動拠点として機能します。
エリアマネジメントの拠点としても機能

「タトネ」には、多摩川河川敷の「せいせきカワマチ」を運営管理する一般社団法人 聖蹟桜ヶ丘エリアマネジメントの相談窓口も新設されます。
多摩市やエリアマネジメント団体と連携し、イベントや文化活動、創業支援などを展開。地域の資源や人材をつなぐ「関係性のハブ」として、まち全体が自律的にアップデートしていく仕組みを支えていくとしています。
聖蹟桜ヶ丘のまちに、またひとつ“立ち寄りたくなる場所”が生まれそうです。
タトネ tatonner
所在地:東京都多摩市関戸4-4-2 プラウド京王聖蹟桜ヶ丘1階
アクセス:京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩3分
営業時間:9:00〜21:00(シェアキッチンのみ6:00〜24:00)
プロジェクトメンバー:事業主体・京王電鉄
カフェ運営:WAT
建築設計:HAGISO
プロジェクトデザイン:トーンアンドマター













