小田急、多摩線「全駅」で2032年度までにホームドア供用開始予定 新型ロマンスカーも設計へ



小田急、多摩線「全駅」で2032年度までにホームドア供用開始予定 新型ロマンスカーも設計へ

小田急電鉄は2026年度の鉄道事業設備投資計画を発表し、「安全対策の強化」「サービスの向上」「持続可能な運営体制の構築」を軸に、総額586億円を投資する方針を明らかにしました。

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“VSE後継”新型ロマンスカー、2029年春デビューへ設計進む

“VSE後継”新型ロマンスカー、2029年春デビューへ設計進む

サービス向上施策として注目されるのが、新型ロマンスカー「80000形」の詳細設計です。

この車両は、特急ロマンスカー・EXE(30000形)の代替となるほか、2023年に定期運行を終了した「VSE(50000形)」の後継として位置付けられています。

2029年3月の就役を目指しており、小田急は「将来にわたるお客さまニーズを追求しながら、沿線の自然豊かな風景との調和や、多様な利用シーンに応える上質な乗車体験の実現」を掲げています。

VSEは展望席や白い流線形デザインで高い人気を誇っただけに、後継車両がどのようなデザイン・コンセプトになるのか、鉄道ファンを中心に大きな注目を集めそうです。

また、通勤車両「5000形」は10両1編成、8両2編成を新造。通勤車両「3000形」は6両3編成をリニューアルし、全車両に車いすやベビーカー利用者向けスペースを設置するなど、バリアフリー対応を強化するとしています。

2032年度までに多摩線「全駅」でホームドア供用開始予定

2032年度までに多摩線「全駅」でホームドア供用開始予定ホームドア(写真は喜多見駅)
ホームドア(写真は喜多見駅)

安全対策としては、2026年度中に経堂駅と和泉多摩川駅でホームドアの供用を開始する予定です。

2032年度までに多摩線「全駅」でホームドア供用開始予定<参考>ホームドアの整備状況と計画
<参考>ホームドアの整備状況と計画

さらに今回の計画では、小田原線 新宿〜伊勢原間の未整備駅、江ノ島線 湘南台駅、多摩線 全駅について、2032年度までにホームドア供用開始予定であることが明記されました(※変更となる場合あり)。

小田急線ではすでに、登戸駅や狛江駅、喜多見駅などでホームドアを導入済み。2027年度には成城学園前駅や鶴川駅、藤沢駅、2028年度には向ヶ丘遊園駅などでも供用開始を予定しています。

なお、小田急は2025年度の設備投資計画でも「2032年度までに全駅へのホームドア整備完了」を掲げていましたが、今回の計画では「多摩線 全駅」と路線単位で具体的に明記されました。

2032年度までに多摩線「全駅」でホームドア供用開始予定 新たな総合車両所イメージ
新たな総合車両所イメージ

このほか、駅舎改良工事として鶴川駅では自由通路整備事業に合わせた橋上駅舎化工事を実施します。

また、新宿駅では「新宿グランドターミナル構想」の一環として駅改良を進めるほか、藤沢駅でも橋上化工事やエレベーター・エスカレーター整備が進められます。

あわせて、老朽化した「大野総合車両所」を伊勢原〜鶴巻温泉駅間へ移転する計画も進行。将来的な鉄道運営の効率化や検修体制強化につなげる考えです。

小田急電鉄(公式サイト)

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多摩ポン編集部
東京・多摩エリアの開店・閉店情報、イベント情報、グルメ情報、地元ニュース、気になる生活情報をお伝えします!東京都多摩市エリア在住15年以上。