【多摩市のふるさと納税「ラスカルプラン」レポ 】日本アニメーションの本社スタジオで貴重な資料を見学してきた

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今年2月より多摩市のふるさと納税「ふるさとTAMA応援寄附金」に7万円以上寄附された方が選択できる日本アニメーション本社スタジオ特別見学と「世界名作劇場」シリーズ作品の複製画が返礼品として付いてくる「ラスカルプラン」が登場しました。

今回は多摩市にある日本アニメーション本社スタジオにて「ラスカルプラン」特別見学の様子を取材することができましたので、その模様をお伝えします!

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ネコサポ

日本アニメーション株式会社本社スタジオへ

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多摩市和田にある日本アニメーション株式会社の本社スタジオに来ました。1975年に創業し昨年で創業40周年を迎えた日本アニメーション株式会社は「世界名作劇場」シリーズや「ちびまる子ちゃん」などのTVアニメや劇場用アニメの制作を手がけているスタジオです。

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「ラスカルプラン」の日本アニメーション本社スタジオ特別見学は本社3階の会議室からスタートしました。

この日は多摩市外から6名の参加者の方が参加しました。

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会議室の壁には世界名作劇場の「赤毛のアン」のイラストがみられます。

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参加者には日本アニメーションで現在も利用されているカット袋と呼ばれる封筒に歴代の世界名作劇場の作品、約130作品が紹介された冊子が配られました。

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この日は日本アニメーション株式会社企画部の服部憲治さんが案内役を務めます。

映像によるアニメが出来るまでの制作過程の紹介

まずはこちらの会議室にて、アニメーションがどのような過程で制作しているのかが分かる10分間のビデオを鑑賞しました。現在こちらのスタジオではこのような過程でアニメーションが制作されています。

  1. シナリオ(脚本を作成)
  2. 絵コンテ(画面の構図、演技、台詞などシーンごとに作成)
  3. レイアウト(カットごとに背景や登場人物の配置などを描き起こす)
  4. 原画(レイアウトを元に登場人物の動きの要所となる絵を描く)
  5. 作画監督(絵のばらつきを一括してチェック・修正する)
  6. 動画(原画と原画をつなぐ絵を描く)
  7. 仕上げ(動画をパソコンに取り込み、1枚づつ線を補正したり色付けをする)
  8. 美術(背景を描く)※動画と同時進行
  9. 撮影(動画と背景をレイアウト通りに揃え1コマずつ撮影する)
  10. 編集(映像のテンポやリズムを整え、放送時間ぴったりになるように編集する)
  11. アフレコ(声優がアニメーションに声を吹き込む)※アフレコは別スタジオ

シナリオからアフレコまで毎週30分の枠で放送されている「ちびまる子ちゃん」は放送の5か月前から準備をはじめるそうです。もちろん1チームでは間に合わないので、週ごとに5チームに分かれて制作されているとか。 アニメーションは様々な工程と多くのスタッフが時間をかけて作られていることが分かりました。

資料室を見学

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会議室を後にして続いては1階へ。

「世界名作劇場」を制作していた当時の工程を一ヶ所に集めた資料室を見学。

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服部さんから各作業内容についての詳しい説明とかつて日本アニメーションで活躍したアニメーターの紹介がありました。

壁には当時、日本アニメーションに在籍していた高畑勲・宮崎駿両監督が手がけた作品や多摩市の聖蹟桜ヶ丘をモデルにしたスタジオジブリの劇場アニメ「耳をすませば」の監督、故・近藤喜文さんらの日本アニメーションでの作品に使用された原画やセル画などが展示されています。

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こちらの原画のデスクは宮崎駿監督が当時使っていたであろうと語り継がれているデスクなんだとか!宮崎監督は日本アニメーションにて「赤毛のアン」で場面設定と画面構成を担当。「未来少年コナン」では初監督を務めました。

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こちらはトレスマシン。原画と透明のセルを重ね合わせトレスマシンに通すと熱で鉛筆の部分が透明なセルに転写されます。

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このセル画に色をつけていきます。今ではこの工程はパソコンで行われるため、この工程は全く行われていないそうです。

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背景は人物を描くセル画とは別に作成します。昔は画用紙に水彩画で描いていました。

この資料室は様々な原画やアニメの絵コンテ、キャラクター設定集や「赤毛のアン」第1話の16mmフィルムなどが置いてあり、自由に手にとって見ることができる貴重な資料室でした。

撮影室

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続いて資料室の隣にある撮影室へ。

こちらには劇場用で使われてた35mm用の撮影機があります。

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こちらの台座に背景の絵と人物のセル画を重ね合わせて1枚づつ撮影します。

フィルムは1秒間に24コマあり、30分番組になると6,000枚から7,000枚を動かしながら撮影しフィルムを現像して編集するという大変な作業だったそうです。

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16mmフィルム用の撮影機もありました。以前は、多い時で30分のアニメ番組が週に5〜6本あったそうで撮影機4〜5台がフル稼働で制作してたそうです。

しかし、この撮影機で撮影していたのも15年ほど前まで。現在はパソコンでのデジタル撮影に移り変わっています。

16mmフィルムによる「世界名作劇場」の上映

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撮影室を見学した後は再び資料室に戻り、16mmフィルムによる「世界名作劇場」の上映会になりました。この日は「母をたずねて三千里」の最終回の後半パートが上映されました。

カタカタカタとレトロな音が鳴り響く映写機とフィルムの独特な画質が郷愁を誘い、今見ても感動してしまう「母をたずねて三千里」の最終回でした。上映が終わると一旦休憩に入ります。

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↑階段のスイッチには丸尾くんが(^^ )

 

 

トレース作画の体験ワークショップ

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アニメーションの制作現場を見た後は、実際にトレース作画を体験するワークショップへ。

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こちらの部屋にはラスカルやちびまる子ちゃんのグッズがたくさん展示されてました。

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作画体験では下絵の原画の上にトレース紙を敷き、机の下の蛍光灯で透かしてトレースする体験が出来ます。

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皆さん、好きなキャラクターを選んで作画を楽しんでいました。自分で描いた原画は記念に持ち帰ることが出来ますよ!

世界名作劇場ギャラリー

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こちらは世界名作劇場を題材にした油絵などの原画を複製して販売もしている「世界名作劇場ギャラリー」

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多摩市のふるさと納税「ラスカルプラン」ではギャラリーや廊下に飾られている複製画(A3サイズ・額付き)、10作品の中から好きな1点をいただけます。こちらでゆっくり鑑賞して選びましょう。

まとめ

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これで約2時間の「ラスカルプラン」特別見学は終了しました。この日、親子で参加したご家族の方にお話を伺ったところ「このラスカルプランは新聞の記事を見て参加しました。以前、別のアニメーション制作現場を見学したことがあって大変だなと思ったんですが、今回デジタル化された作業を見てもやはり一つ一つが手作業で丁寧に作られていて本当にびっくりしました。」と感想を語っていました。

多摩市の「ふるさと納税ラスカルプラン」は40年の歴史がある日本アニメーションの歴史と高畑監督、宮崎監督などそうそうたるアニメーターの原画や設置資料などが見ることができ、さらにアニメの制作現場を生で見ることが出来るファン垂涎の貴重な体験でした。「ラスカルプラン」はネット申し込み限定で各開催先着5組まで。

↑5月14日からは日本アニメーション40周年記念作品「シンドバッド」が公開です!

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