パルテノン多摩の大階段前にキース・ヘリングさんが多摩の子どもたちと描いた作品のレプリカが掲示しています



ただいま大規模改修工事中の多摩市にある「パルテノン多摩」。

大階段前の工事囲いに、キーズ・へリングさんが多摩市の子どもたちと共同で制作した作品の一部のレプリカが、2021年秋頃まで掲示されています。

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パルテノン多摩の開館記念プレイベント時に来日したキース・ヘリングさん

「ぼくの街」のレプリカが掲示
「ぼくの街」のレプリカが掲示

キース・ヘリングさん(1958〜1990)といえば、人々が楽しく踊っている姿をポップに描いた作品が有名ですよね。最近だと「SUZUKI」の新型ハスラーのCMでも使われるなど、没後30年経っても今なお高い人気を誇る1980年代のアメリカ美術を代表するストリートアーティストです。

その、キース・ヘリングさんが昭和62年(1987年)に開かれた「パルテノン多摩」のプレイベント時に来日して、描いたのがこちらの「ぼくの街」という作品です。

レプリカの左側には、当時撮影された多摩市の子どもたちと一緒に製作しているキース・ヘリングさんの写真も掲示されていました。

この作品は人物の絵柄をキース・ヘリングさんが、多摩市の子どもたち(約440人)が文字や絵や模様を描いて製作したそうです。

実物の作品は現在、山梨県北杜市の「中村キース・へリング美術館」に所蔵しているそうです(※現在は展示してないそうです)。今度、パルテノン多摩の前を通りかかった際は見てみてはいかがでしょう。

パルテノン多摩

所在地:東京都多摩市落合2丁目35

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多摩ポン編集部
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