昨年11月に閉店した聖蹟桜ヶ丘のコーヒーハウス「ケトルドラム」さんが、2021年4月30日(金)にリニューアルオープンを予定しています。再オープンの噂を聞きつけ、取材してきました。
新生「ケトルドラム」の店内
昨年11月末に、突如閉店した「ケトルドラム」さん。多摩ポン編集部もちょくちょく利用させていただいてたので、とてもショックでした。
先日、お店の前を通りかかるとお店のシャッターには「4/30 新装開店」の文字が!さっそく、問い合わせしてみたところ、快く取材を受けてくださいました。
階段を上がって、2階の店舗にお邪魔させていただくと、以前のお店の雰囲気を残しつつも、リフォームされてすっかり綺麗に!店内はついたてをなくして、その分座席数を減らし(テーブル11席・カウンター4席)以前よりも広くなった印象です。
ちなみに以前は喫煙できましたが、新装オープンからは全席禁煙となるそうです。
先代の姪夫婦が2代目
レンガ造りの独特な丸いカウンターの奥の厨房に立たれているのが新たな店主、棚沢正義さん、永子さんご夫妻。実は奥さまの永子さんが先代店主、祖母井春子さんのご主人の姪にあたるそうです。
閉店からリニューアルまでの経緯を聞いてみると、先代が高齢で身体を動かすのが難しくなったことから昨年秋ごろに閉店を決めたそう。その後、棚沢さんご夫妻がお店の片付けを手伝う中で、こんなに素敵なお店をこのまま閉めるのはもったいないと感じたことから一念発起して、このお店を継ぐことを決めたそうです。
ご主人は、音楽や楽器が好きだったことから店内にはギターや電子ピアノがあり、お客さんは弾くこともできるそうです(インスト限定)。
また、奥さまの永子さんは「東京の森のカフェ」など書籍の執筆も手掛けていたことから、福岡の出版社「書肆侃侃房」さんの本などの展示もしてありました。
ケトルドラムのメニュー
「ケトルドラム」さんのメニューはこちら。
以前のお店のメニューを出来るだけ踏襲したそうで、コーヒーの淹れ方や「おかかピラフ」、「ベーコンエッグサンド」などは、先代ご主人から直伝で教えてもらったそうです。
さっそく「コーヒー(450円税込)」をいただきました。
コーヒー豆は以前と同じ「キャラバンコーヒー」のお豆。以前より一段階深煎りにしたそうです。味わいや風味は以前のお店と変わらぬおいしさです。
以前の人気メニュー、先代直伝の「ベーコンエッグサンド(700円税込)」はスクランブルエッグ、トマト、レタス、ベーコンを豪快に挟んだ一品。サラダもついていて大満足です♪
テストオープン、無事に終了しました。ありがとうございました。
お店の前にテストオープンの掲示を出しておいたら、通りかかった旧ケトルドラムの常連さんが来店してくださいました。帰り際の「また来ます」という言葉に、とても励まされました。
本格オープンまであと少し。来週も頑張ります。 pic.twitter.com/pVQJNmQ3DD— ケトルドラム (@kettledrum2021) April 24, 2021
↑お店の公式Twitterも始めたそうです。最新情報はこちらも見るといいかも。
先代ご主人からは「あなたたちのお店になったんだから、自分たちで考えて頑張りなさい!」と叱咤激励されたそうです。ケトルドラム2代目店主の棚沢さんご夫妻は「常連の方も、新しく来られる方もゆっくりくつろげる場所になるといいなと思います」と意気込みを話してました。
歴史あるコーヒーハウスが復活して、多摩ポン編集部もとても嬉しいです。新生「ケトルドラム」応援してます!
コーヒーハウス「ケトルドラム」
所在地:東京都多摩市関戸2-24-10
営業時間:11:00~18:00(当面は木、金、土の週3日)
公式サイト:https://kettledrum2021.wixsite.com/cafe
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