【2024年は辰年】聖蹟桜ヶ丘の龍神様・九頭龍神社と九頭龍公園に訪れてみた



2024年の干支は辰年。今回は京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩5分のところにある「九頭龍神社」と隣接する「九頭龍公園」を訪れてみました。

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聖蹟桜ヶ丘の九頭龍神社へ

「九頭龍神社」といえば、箱根にある「九頭龍神社」が有名ですが、聖蹟桜ヶ丘にも同じ名前の「九頭龍神社」があります。こちらは同じ多摩市内にある「関戸熊野神社」の所管社となるそうです。

石の鳥居を潜るとすぐのところにお社がありました。もともとは大栗橋北側の大河原の地に鎮座していましたが、1983年(昭和58年)の道路拡張によりこの地に遷座したそうです。

お社の柱には「九頭龍神社」の縁起と由来が掲示されていました。

それによると創建年代は不詳。中世の大洪水の際に、川上から関戸大河原の地に九つの頭を持つ龍のようなものが流れ着き、それを御神体として奉斎したのがはじまりと伝えられています。さらに言い伝えによると、龍に似た赤い兜をかぶった白蛇がしばしば境内に現れたそうです。

昔から多摩川の洪水や氾濫の際にもこちらの神社が水没することがなかったことから、多摩川の水神として水難除けや五穀豊穣、商売繁盛、子どもの虫歯を和らげるご利益があると伝えられています。

隣接する九頭龍公園へ

九頭龍神社の境内のお隣には「九頭龍公園」が隣接しています。

入口には1987年(昭和62年)に建立された「桜ヶ丘駅周辺開発」の記念碑がありました。

特徴的なのは「龍」の体のような噴水があり、公園を貫くように水のせせらぎがあります。

噴水の端には龍の頭がありました。夏場はここから水が出てるようです。

さらに大通り側の入口には大きな龍と、まるでドラゴンボールのような如意珠(にょいしゅ:願い事が何でもかなうという龍が持つ珠)をテーマにした彫刻があります。こちらは1992年(平成4年)に設置されました。

その前に設置された銘板にはこの地の町名の「関戸」の由来が記載されています。鎌倉時代の末期、新田義貞軍と北条軍が戦った古戦場として知られるこの地は、関所が設けられていたことから「関戸」と名付けられたそうです。

聖蹟桜ヶ丘の九頭龍神社と九頭龍公園は、各所で龍神様を感じられる神社と公園でした。

九頭龍神社

所在地:東京都多摩市関戸4丁目19−2
九頭龍神社(関戸 熊野神社公式サイト)

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多摩ポン編集部
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