2024年2月7日(水)と8日(木)の2日間「第73期ALSOK杯 王将戦 七番勝負 第4局 立川立飛対局」が西立川の「オーベルジュ ときと」にて行われます。
今回は対局前日に「ホテル日航立川 東京」で開催された「前夜祭」の模様を取材してきました。
藤井聡太王将と菅井竜也八段
ホテル日航立川 東京3階「アトランティック」で行われた「前夜祭」には約200名が参加。
藤井聡太王将と菅井竜也八段が登場すると大きな拍手が沸き起こりました。
菅井竜也八段
挑戦者の菅井竜也八段は「明日から素晴らしい対局場で将棋ができるということで感謝しています。成績は振るわないですが、すごく良い状態なので明日からの対局に集中したいと思います。2日間将棋の素晴らしさを感じてください。頑張ります」と挨拶しました。
藤井聡太王将
藤井聡太王将は「今年は新しく開業した『オーベルジュときと』で対局をさせていただく運びとなりました。先ほど、検分に伺ったんですけど本当に洗練された素晴らしい部屋で対局できることを今から楽しみにしています。2日間の長い対局になりますが、一手一手しっかり読みを入れて作り上げていくような将棋にできればと思います」と挨拶しました。
藤井聡太王将と菅井竜也八段には、立川市の新たな名産品として、立川市内の5件の農家がこだわりと愛情を込めて生産して「立川いちご」が贈呈されました。会場では「立川いちご」を使用したデザートが提供されていました。
第4局を協賛する「立飛ホールディングス」のキャラクター「たっぴくん・たっぴちゃん」も前夜祭に登場していました。
これまでの対戦成績は藤井聡太王将が3連勝して、王将防衛まで1勝に迫っています。
このまま藤井王将が4連勝して王将防衛するか、それとも菅井竜也八段が一矢報いて第5局以降につなげられるか、この2日間の熱戦は大きく注目されることでしょう。
第4局の会場は西立川「オーベルジュときと」
そんな王将戦第4局立川立飛対局の会場は西立川の「オーベルジュ ときと」で行われます。
かつて「無門庵」という地元の老舗料亭があった場所で、歴史的な建物と一部の庭園を残して、食房、茶房、宿房を擁したオーベルジュとして昨年誕生しました。
「オーベルジュ ときと」の詳細レポートはこちらの記事をご覧ください。
追記：王将戦第4局の「おやつ」が楽しめるアフタヌーンティーが3月まで楽しめます
王将戦の視聴方法は？
なお、対局の視聴方法は「Abema」（無料で完全生中継・解説付きはPV）や「囲碁将棋プラス」のYoutubeチャンネル（月額390円(税込)の会員登録が必要）、有料のCS放送「スカパー！」では「CS363 囲碁・将棋チャンネル」にて、対局のライブ中継を予定しています。
Auberge TOKITO （オーベルジュ ときと） 施設概要
所在地：東京都立川市錦町一丁目24番地26
アクセス：JR南武線「西国立」駅から徒歩1分
Auberge TOKITO/オーベルジュときと（公式サイト）
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