2024年7月にイギリス・ロンドンで行われたテニス「ウィンブルドン U14(14歳以下)シングルス」で、日本人初優勝を果たした多摩市在住で多摩市立落合中学校に在学する川口孝大(かわぐち たかひろ)選手が、8月22日に多摩市役所を表敬訪問。阿部裕行 多摩市長に優勝を報告しました。
日本人初「ウィンブルドン U14 シングルス」優勝!
冒頭、阿部市長から川口選手に花束が贈呈されました。
この日は川口選手のお母さん、落合中学校の権藤校長、多摩市教育委員会の千葉教育長が同席し、ウィンブルドンでの試合の話を中心に和やかな雰囲気で行われました。
多摩市出身の川口選手は2010年生まれの14歳。お兄さんの影響で4歳から本格的にテニスに取り組むようになったと話す川口選手は、多摩市や稲城市のテニスクラブを経て、現在は落合中学校のテニス部に所属しつつ、八王子市のテニスクラブで日々練習に励んでいるそうです。
「ウィンブルドン U14 シングルス」では、予選リーグ3試合を全勝し、準決勝、決勝と全試合でストレート勝ちした川口選手。
日本人初の快挙となった今回の大会の感想を聞かれると、「ウィンブルドンでのプレイは初めて。特に芝のコートは最初は難しかったものの、練習を重ねるうちに適応して、自分のサーブが芝のコートに有効的なんだと思いました。日本の他の選手からのアドバイスも取り入れて、芝コートではボールの跳ねが低くなるため、ボレーに出ることで多くのポイントを取ることができました」と現地での試合を振り返りました。
ウィンブルドンでの試合は観客が多くて「とても緊張した」という川口選手でしたが、試合が進むにつれて自分らしいプレーができるようになり、最後には楽しみながらプレーできたと話していました。
「クレーコートでの試合が好きです」と話す川口選手は、クレーコートで開催される「全仏オープン」での優勝を目指していると、今後の目標について話しました。
阿部市長は「夢は大きく持って、その夢を叶えて欲しいと思います。これからも頑張ってください!」とエールを送りました。阿部市長は川口選手の功績を称え、記念の盾を贈呈する計画をしているそうです。
川口選手の手元にはウィンブルドンで獲得した優勝トロフィーが燦然と輝いていました。現地ではテニス界のスーパースター、ノバク・ジョコビッチ選手と会うことも出来たそうです!
多摩市出身のテニス選手がウィンブルドンで日本人初優勝したなんて、本当に誇らしいですね!
これからも川口選手の活躍を楽しみにしています。改めまして、優勝おめでとうございます!