「さがみはらリニアフェスタ」プロジェクションマッピングや河村隆一さんスペシャルライブをフォトレポ!



中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」

JR線・京王相模原線「橋本駅」前で工事が進む、中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」にて「さがみはらリニアフェスタ」が、2024年11月9日(土)と10日(日)の2日間開催。初日の模様をメディアとして取材してきましたのでお伝えします!

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「神奈川県駅(仮称)」の地下工事現場へ

「神奈川県駅(仮称)」の地下工事現場へ

こちらは2022年の「さがみはらリニアビジョン」、2023年の「さがみはらリニアひろば」「さがみはらリニアコンサート」に続いて開催された、地域との連携イベントのひとつ。

今年も地上部と地下の駅工事現場にて、展示やプロジェクションマッピング、ライブなどが開かれました。入場は事前登録制(※受付は終了)で初日は3,000人の応募があったそうです。

まずは駅の工事現場となる地下30メートルの掘削底面まで移動。昨年の取材時よりさらに工事が進んだ印象です。


昨年の「さがみはらリニアコンサート」でステージがあった品川駅方面も工事が進んでいました。

「神奈川県駅(仮称)」の地下工事現場へ

地下ステージとプロジェクションマッピングが行われる国道16号交差部トンネルにつながる名古屋方面の駅の西端部に移動します。

補強のために縦横無尽に組まれた鉄骨の中を進んでいきます。

内部には鉄道の歴史がわかる展示スペースや、応援メッセージなどが描かれた場所もありました。

「神奈川県駅(仮称)」の地下工事現場。「第二首都圏トンネル」につながるエントランス

その先はヘルメットを被ってさらに先へ。駅の西端部から「第二首都圏トンネル」につながるエントランスの先にてプロジェクションマッピングが行われました。

高さ16メートル・幅18メートルにもなる壮大なスケールのトンネル入口は圧巻!この部分をリニア中央新幹線が走行するんですね。

プロジェクションマッピング

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

トンネル内の端をスクリーンにしたプロジェクションマッピングでは、神奈川県の名所を紹介しつつ、リニア中央新幹線が走る姿がCGで映し出されました。

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

トンネル内部の掘削の様子を紹介しつつ、

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

そのトンネル内を走行するリニア中央新幹線が!

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

新緑が映える山々の中を走行したり、

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

春の桜が咲き誇るトンネルの中に突き進む様子も!

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

さらに「神奈川県駅(仮称)」と思われる駅の内部の様子も映し出されていました。

さがみはらリニアフェスタプロジェクションマッピング

この日は、地元相模原市内の小学校の児童のみなさんが訪れて、イベントにちなんだオリジナルソングを披露した後、黒岩祐治 神奈川県知事、本村賢太郎 相模原市長とプロジェクションマッピングを一緒に鑑賞。リニア中央新幹線が走る姿に喜びの声が上がっていました。

河村隆一さんとのトークとスペシャルライブ

河村隆一さんとのトークとスペシャルライブ

地下工事現場内の特設ステージでは開会セレモニーののち、「かながわ観光親善大使」でアーティストの河村隆一さんが登場し、黒岩祐治 神奈川県知事とのトークイベントが開かれました。

黒岩祐治 神奈川県知事と河村隆一さん ©多摩ポン
黒岩祐治 神奈川県知事と河村隆一さん ©多摩ポン

黒岩祐治 神奈川県知事はこの場所を本格的なエンターテイメントの拠点にしたいと考え、その第1弾して、「かながわ観光親善大使」の河村隆一さんに出演を直談判したことを披露。河村さんはすぐにOKしてくれたそうです。

河村隆一さん ©多摩ポン
河村隆一さん ©多摩ポン

黒岩祐治 神奈川県知事は「神奈川県駅は皆さんが降りたくなる駅にしたい」と話すと、神奈川県出身の河村さんは「せっかく出来るのですから、買い物やアトラクションなどが楽しめたりできると良いですよね」と話したうえで、この空間の反響を活かした希少な体験を楽しんでほしいと話していました。

河村隆一さん ©多摩ポン
©多摩ポン

トーク後は河村隆一さんスペシャルライブが開催され、1997年のヒットナンバー「I love you」と「Glass」の2曲をアコースティックバージョンで披露。

観客の皆さんは手拍子と声援を送りつつ、ライブ会場とはまた違った環境での河村さんの歌声と、アコースティックギターとのアンサンブルを楽しまれていました。

10年間限定でエンタテイメントの拠点に

その後の囲み取材で黒岩祐治 神奈川県知事は「2027年にリニアの駅として活用される予定でしたが、あと10年間ぐらいは何も使われなくて、この空間がもったいないとの思いで、これからエンタテイメント拠点にしていきたいと思っています」とコメント。

今後は安全な工事と環境への配慮を優先しつつ、その時々で仮設ステージを作って、10年間限定のエンタテイメントの拠点として、様々なステージが楽しめる機会を設けたいと話していました。

なお、今回のイベントでは地上ステージにて地元高校生やJR東海音楽クラブによる吹奏楽の演奏、大道芸人のパフォーマンスなどが開催されました。

このほか、会場では相模原市の展示ブースや「さがみロボット産業特区」に参加する企業のロボット展示なども行われていました。

「相模原橋本ロータリークラブ」は、昭和25年製の神奈川中央交通の代燃車「三太号」を展示。車の前で記念撮影する親子連れの方もいらっしゃいました。

「さがみはらリニアフェスタ」初日は天候にも恵まれて、参加者の皆さんも思い思いに展示を楽しんでいました。

リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)工事現場

所在地:神奈川県相模原市緑区橋本2丁目
リニア中央新幹線|JR東海公式サイト

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多摩ポン編集部
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