立川市は公式LINEアカウントを活用した避難訓練を2023年7月28日から実施しています。
今回は立川市の担当者にお話しを聞いてきました。
「LINEでつながる避難訓練」がスタート
立川市の公式LINEアカウントは昨年10月に運用開始。現在までに1万3千人以上が登録しています。
「子育て」「ごみ」「窓口の混雑状況」「道路・公園の不具合連絡」などがあり、今回「防災」のコンテンツ内に「LINEでつながる防災訓練」が新たに追加されました。こうした取り組みは多摩地区の自治体では初となるそうです。
「LINEでつながる避難訓練」には「地震編」と「風水害編」があります。
「地震編」は、地震が発生した際の行動のフローや、立川市の一次避難所、在宅備蓄の確認がクイズ形式で分かるようになっています。
「風水害編」では、「台風が3日後に直撃する」という想定で、気象情報や警戒レベル、ハザードマップの確認を事前に行う内容になっています。
「地震編」「風水害編」とも約3分ほどあれば終了します。訓練終了すると「訓練完了証」が表示されますよ!
お話しを聞いた立川市防災課の中島さんは「コロナの期間で防災訓練に参加する人が減ってしまいました。災害はいつ、どこで起こるかわかりません。そこでより多くの方に防災意識を高めてもらうという課題を解決するために企画しました」とコメント。
広報課の鳥野さんは「友だち登録が必要ですが、立川市外の皆さんにも防災意識を高めるためにぜひ体験していただき、それをきっかけに立川市をより知ってもらえれば」と話していました。
9月1日は「防災の日」。今年は関東大震災から100周年の節目を迎えます。
3分ほどで体験できるので、日頃の防災の備えとして体験してみてはいかがでしょう。