ベネッセスタードームがまもなくリニューアル!最新型プラネタリウムをレポート



ベネッセスタードームがまもなくリニューアル!最新型プラネタリウムをフォトレポ

多摩センターにある「ベネッセコーポレーション東京ビル」21階のプラネタリウム「ベネッセスタードーム」が、2025年2月1日(土)にリニューアルオープン!今回はリニューアルに先駆けて開催された「リニューアル内覧会・新番組試写会」の模様をフォトレポートでお伝えします!

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創業70周年を記念してリニューアル

ベネッセスタードームの最新型プラネタリウム

これは株式会社ベネッセコーポレーションが今年、創業70周年を記念してリニューアルオープンしたもの。

同プラネタリウムは、1994年に当時の代表取締役社長・福武總一郎さん(現・ベネッセホールディングス名誉顧問)が「社員に、日常の制約を超えて宇宙適視野の体験をすることによって、あたし視点を獲得するきっかけにしてほしい」との思いからベネッセコーポレーション東京本部オフィスの最上階(21階)にオープンしました。昨年は約1万3千人もの方が来場したそうです。

2つの最新プラネタリウム機器を導入

ベネッセスタードームの最新型プラネタリウム「Cosmo Leap Σ(コスモリープ シグマ)」

大きなリニューアルポイントとしては、中央に超高輝度のLEDを採用した光学式プラネタリウム投映機「Cosmo Leap Σ(コスモリープ シグマ)」を導入。

独自の投影方式により、街中から山奥まであらゆるシチュエーションの星空を再現したり、天の川は微細な星の集合体として、肉眼で見た印象に近く再現することが可能となるそうです。

ベネッセスタードームの最新型プラネタリウム「Media Globe Σ(シグマ) SE 4KTOL」

さらに、高輝度4K プロジェクターを採用した最新式のデジタル式プラネタリウム投映機「Media Globe Σ(シグマ) SE 4KTOL」が計2台導入され、4K相当の高解像度を実現。一般的なプラネタリウム施設と比較すると約3倍〜10倍明るい映像が投影可能となるそうです。

寝ころびスペースも

寝ころびスペース

座席数は61席。リニューアル後は、靴を脱いで寝転びながらプラネタリウム鑑賞できる各回1組限定の「寝ころびスペース(最大利用人数6名まで)」が新たに設置されました。

観覧料金は大人(高校生以上)600円、子ども(中学生以下)とシルバー(65歳以上)は300円(膝上のお子さまは無料)。

寝ころびスペースは鑑賞料金に加えて2000円(※最大利用人数6名まで利用可)が必要です。観覧料は現金払いのみ。

観覧には整理券が必要です。当日9:50から「ベネッセコーポレーション東京ビル」2階入口にて、当日分の全ての回の整理券が先着順で配布されます。

リニューアル記念番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」

リニューアル記念番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」

この日はリニューアル記念番組の「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」の試写が行われました。

リニューアル記念番組「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」

科学系クリエイターで、人気YouTuberの午後正午さんがディレクターとシナリオライティングを務めた同番組は、138億年前の宇宙の誕生からはじまり、私たちが住んでいる地球や太陽、銀河系、さらには遥か彼方にある数多の銀河団や星雲、ブラックホールやダークエネルギー、ダークマターまで、現代に分かっている宇宙の姿を圧倒的なスケールで分かりやすく描いた約30分の宇宙旅行です。

音響設備は、Martin Audio(マーチン オーディオ)社のプロフェッショナルスピーカーを採用した6.2ch サラウンドシステムを導入。

サラウンドはもちろん、ナレーションを担当した声優・俳優の津田健次郎さんの耳心地の良い「イケボ」なナビゲートに、思わず癒やされました。

ベネッセスタードームがまもなくリニューアル!最新型プラネタリウム

試写前には、ベネッセホールディングス名誉顧問の福武總一郎さんがビデオメッセージで出演し「番組は世界中いろいろ探したんですけれども、私の意にかなう番組が残念ながらありませんでした。そこで私が一念発起して私自身がプロデューサーなり『大宇宙と私たち』というテーマで番組をプロデュースしました。自然、そしてそれを取り巻く大宇宙と人間。これこそがこれからの時代、本当に重要な考えだということ、私は申し上げたいと思います。ベネッセらしい、スタードームのプラネタリウム映像をどうか堪能してください」と挨拶しました。

ベネッセスタードームがまもなくリニューアル!最新型プラネタリウム

「COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち」の試写後は新機材のデモンストレーションが行われました。

ベネッセスタードームがまもなくリニューアル!最新型プラネタリウム

デジタル式プラネタリウム投映機「Media Globe Σ(シグマ) SE 4KTOL」は、1590億個以上の恒星を3次元配置した銀河モデルを内蔵し、前後100万年の固有運動などのデータをもとに、広大な宇宙空間を忠実に再現します。

天文学や宇宙物理学といった多様性ある投影が可能となり、最先端の映像処理技術や観測データに基づくフォトリアルな再現。本来なら到達不可能な宇宙空間を身近に体験できるとしています。

イメージとしては、今わかっている宇宙に関する膨大なデータ情報がすっぽり入っていて、地上から138億光年彼方の宇宙の果てまで、立体宇宙空間を自由自在に移動することが出来る感じです。これまで多摩ポン編集部が見たプラネタリウムの中でも臨場感や没入度が圧倒的に高かったです!

試写会イベントに3歳のお子さんと一緒に参加していた多摩市内在住の方は「今日はじめて来ました。映像が3Dのように立体的ですごく綺麗でした。子ども向けの番組もやられるそうなので、楽しみです」と話していました。

2月1日からは2月24日までの上映プログラムは以下の通りです。午前中には「しまじろう」の子ども向け番組も上映されます。

【番組スケジュール】
10:30 <約30分>  しまじろうとながれぼしのねがいごと
13:00 <約30分>  しまじろうとたんじょうびのおほしさま
14:30 <約35分>  南極ヒーリング ~この地球の果てで~
16:00 <約40分>  COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち
17:30 <約40分>  COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち
<ご注意ください>17:30の回は下記特定日のみ
2/1(土)、2(日)、8(土)、9(日)、15(土)、23(日・祝)
※16:00の回以降は、中学生未満以下のお子様のご入場をお断りしております

21階のフリースペースからは絶景の眺めも
21階のフリースペースからは多摩エリアの眺めも

ということで、2025年2月1日(土)にリニューアルオープンするプラネタリウム「ベネッセスタードーム」の中の模様をお伝えしました。

今後は、多摩市立中央図書館とリニューアルオープンを記念した宇宙に関するおすすめの書籍を紹介する特別展示など、多摩地域と連携した企画も開催されるそうです。

21階のフリースペースから見る多摩エリアの絶景もおすすめなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょう!

ベネッセスタードーム(公式サイト)

ベネッセスタードーム

所在地:東京都多摩市落合1-34 ベネッセコーポレーション東京ビル21階
最寄り駅:多摩センター駅
席数:61席
施工:コニカミノルタプラネタリウム株式会社
運営:株式会社ベネッセコーポレーション
営業日:【一般公開日】主に土・日・祝 【団体公開日】火・水・金(祝日は除く)
休館日:月・木(祝日の場合はその翌日)、年末年始
料金:おとな(高校生以上) 600円、シルバー(65歳以上) 300円、こども(中学生以下) 300円 ※膝上のお子様は無料

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多摩ポン編集部
東京・多摩エリアの開店・閉店情報、イベント情報、グルメ情報、地元ニュース、気になる生活情報をお伝えします!東京都多摩市エリア在住15年以上。