代々木上原から登戸までの複々線が開通する小田急線が2018年3月中旬に実施するダイヤ改正を発表しました。
それによると多摩ニュータウンを走る小田急多摩線は朝の通勤時間帯、新宿行きの「通勤急行」と「急行」が13本新設(うち小田急多摩センター始発の通勤急行が6本)されます。また「快速急行」の停車駅に登戸、栗平、小田急永山、小田急多摩センター、唐木田など多摩線が追加されます。その一方で東京メトロ千代田線直通の多摩急行は姿を消すことになりました。
多摩線は新宿行き通勤急行・急行が新設
【急行】
これまで、千代田線に接続していた「急行」が新宿行きに変更。
平日朝の通勤時間帯は急行よりも停車駅の少ない「通勤急行」新宿行きが新設されました。
これにより、小田急多摩センター〜新宿間は朝方最速36分、ピーク時で40分と最大14分短縮します。
また、通勤急行は小田急多摩センター駅始発の列車が6時台に1本、7時台に4本、8時台に1本が新規設定されました。
さらに快速急行は30分に1本が多摩線を往復することになり、小田急多摩センター〜新宿間を最速33分で結ぶことになります。
東京メトロ千代田線直通の多摩急行は廃止
その一方で、これまで親しまれていた東京メトロ千代田線直通の「多摩急行」は姿を消すことになりました。
ダイヤ改正後、千代田線直通列車は多摩線には入らず、小田急本線の本厚木方面まで行くことになります。多摩地域から表参道、大手町方面で多摩急行を利用されてた方は、今後、新百合ヶ丘や代々木上原などで乗り換えが必要になりますね。
ちなみに千代田線直通電車はダイヤ改正後、平日朝の時間帯が17本増。夕方の時間帯は24本増と大幅に本数が増えます。
複々線化により、全く白紙の状態からダイヤを作り出したという今回の小田急線のダイヤ改正。多摩線は急行が新宿行きになったことから来春、新型車両を運行する京王相模原線との競争が今後、激化しそうですね。
小田急線ダイヤ改正は2018年3月中旬を予定しています。
追記 ダイヤ改正は以下の日程で決定しました。
あわせて読みたい
- 【4/27〜5/19】試乗会や豪華賞品が当たる!「座れる」京王線新型車両「5000系」の愛称投票がスタートします
- 【新宿〜京王多摩センター間が片道319円に】京王相模原線の一部区間が2018年3月から値下げ
- 小田急多摩センター駅構内がサンリオキャラクター装飾にリニューアル!12/6から
コメントを残す