
多摩市初の“人間国宝”誕生を記念した展覧会が、多摩市の「パルテノン多摩 市民ギャラリー」で、2026年4月23日(木)〜4月29日(水・祝)に開催されます。
2025年10月、多摩市在住の木工芸作家・渡辺晃男さんが、重要無形文化財「木工芸」の保持者(人間国宝)に認定されました。木工芸分野では12人目、多摩市在住者としては初の人間国宝です。
これを記念して開催される展覧会「重要無形文化財『木工芸』保持者 渡辺晃男の仕事」では、渡辺さんの代表的な作品をはじめ、制作に使われる素材や資料などを展示。木工芸の魅力や制作の背景に迫ります。
木の表情を活かす「指物」と象嵌の世界

渡辺晃男さんは、木工技術の中でも「指物(さしもの)」と呼ばれる伝統技法をベースに制作を続けてきた作家です。
木材の美しい杢目(もくめ)を活かしながら、異なる素材をはめ込む象嵌(ぞうがん)を組み合わせた、端正で洗練された作品が特徴。木材への深い理解と高度な技術から生まれる作品は、伝統的でありながら現代の暮らしにもなじむ美しさを持っています。
会場では作品展示に加え、制作に使われる木材などの資料も紹介。木工芸の奥深い世界を間近で感じることができます。
今回の展覧会では、作品のほかに多摩市内外の保育園で実際に使われている家具の一部も展示予定とのこと。日常の中で使われる木工芸の魅力も感じられる展示になりそうです。
人間国宝・渡辺晃男さんご本人による対談イベントも開催

会期中には、渡辺晃男さんご本人が登壇する特別イベントが4月26日(日)に予定されています。
本展を監修する工芸史家の外舘和子さん(多摩美術大学教授)との対談とギャラリートークを通して、作品の背景や伝統工芸の魅力を直接聞くことができます。
※特別イベントの参加は、多摩市HP内のフォームより事前申込制(定員30人)で、応募多数の場合は抽選となります。
多摩市から初めて誕生した人間国宝の仕事に触れられる貴重な機会。
木の美しさと職人技が生み出す世界を、会場でじっくり体感してみてはいかがでしょうか。
多摩市初の人間国宝誕生を記念した展覧会『重要無形文化財「木工芸」保持者 渡辺晃男の仕事』を開催します!|多摩市公式ホームページ
重要無形文化財「木工芸」保持者 渡辺晃男の仕事
会期:2026年4月23日(木)〜4月29日(水・祝)
時間:10:00〜17:00
会場:パルテノン多摩 市民ギャラリー(東京都多摩市落合2-35)
アクセス:多摩センター駅から徒歩約5分
入場料:無料
主催:多摩市教育委員会













