【たまにわvol.16】イラストレーター&飲食ライター・佐藤礼恵の多摩のいい店発見!「七輪がやがや」



2016年2月2日にオープンした七輪焼肉の【七輪がやがや】。
場所は、多摩センター駅東口から徒歩約3分。ニュータウン通りに出て、多摩センター駅入り口交差点を右に曲がるとみえてくる大きな赤い暖簾が目印です。
七輪がやがや
オーナーの市村敦さんは、かの有名な貝取にある【やきとりがやがや】のオーナーでもあります。今回は、いつか焼き肉屋をやりたいという想いが形になったもの。
焼き鳥屋を営みながら某有名焼肉店で数年間修行を積み、その間に条件にあった店舗を探すという非常に多忙なスケジュールをこなしながら今回その夢が叶い、晴れてがやがや2号店として【七輪がやがや】のオープンとなりました。

敦さんとは、約30年のお付き合いですが、おおっぴらに努力を見せない方。
修業先で取得した技術と身内しか知らないという門外不出だったタレの味付けまで特別に伝授してもらったというのだから、敦さんの言い尽くせないほどの努力と、お人柄が伝わってきます。

店内にはこぢんまりとしとしているけれど、席と席の間はゆったり。店内の雰囲気は明るく換気も完璧です。仕事帰りのサラリーマンの方でもスーツにモクモクと匂いがつくことを気にせず、サクッとセンマイ刺や牛すじ煮をつっついてビールで1杯!でも良いし、焼肉とご飯!というのもアリ!もちろん、焼肉をつまみながらじっくりと呑む!というのも最高です。気楽にワイワイガヤガヤと肉をつっつける使い勝手の良い焼肉店なのです。

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お肉の仕入れは、何でも言える関係を築き上げている長い付き合いで信頼できる業者にお願いして「いい物を持ってきて!」といつも口を酸っぱくして言っているようです。納得した品だけしか置かないというこだわりはお肉を食べてみればきっとわかってもらえるはず。

お店の特徴とも言えるのがテーブルにタレが置かれていないということ。焼き終わった後にタレにつけて食べるのではなく、お肉はすべて敦さんが味付けをして提供してくれます。それをそれぞれのお好みの焼き加減でいただくという独特のスタイルなのです。

あくまでも私の好みの話となりますが、タレの甘さと辛さが絶妙なバランスで配合されていて、塩が好みの私も一度ですっかりハマってしまいました。

唐辛子は辛みが強いものとマイルドな辛さのものを使い分けているそうなので好みをお伝えしてしてみてください。タンもレモンタレにつけこんであるので、柔らかくてレモンの風味が爽やかに舌にまとわりつきます。特に私のオススメはハラミとホルモンのタレ。噛む度に肉の旨みがどんどんどんどん広がる。お酒を飲んでいる最中でもついご飯を食べたくなっちゃいます。

そして、つまみも『白センマイ刺』や『牛すじ煮』などもありますよ。
これからも、敦さんの野望はつづくのでしょう。もしかしたら、また新たにがやがや系列のお店ができる日も近いのかもしれません。密かな私の楽しみでもあります。

七輪がやがや

住所:多摩市落合1-2-3 101
TEL:042-313-7033
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
営業時間:17時〜22時半
駐車場:有(2~3台)
Facebookページ:https://www.facebook.com/七輪がやがや-1680485748907434/

イラスト・文:佐藤礼恵
多摩に30年以上在住。
グラフィックデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。
ライターとしても、食、酒、旅などにまつわるエッセイを雑誌などに発表。
フリーペーパー京王線「あいぼりー」の美食美酒巡りで連載中。
その他「池波正太郎の世界 ゆかりの名店」(朝日新聞社出版)
代表著「わがまま大好き宣言!」(双葉社)がある。
公式HP:http://www.yukie.org/

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多摩ポン編集部
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