神奈川県横浜市が、市営地下鉄ブルーライン(高速鉄道3号線)を、終点のあざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)まで延伸、2030年ごろの開業を目指すという記事が神奈川新聞(カナロコ)で報道されてました。
- あざみ野-新百合、延伸へ 横浜市営地下鉄30年ごろ開業 – 神奈川新聞(カナロコ)
延伸区間の横浜と川崎市内に四つの駅を新設。2030年ごろの開業を目指す。実現すれば、両市の北西部から新幹線が停車するJR新横浜駅へのアクセス機能が向上し、沿線の活性化につながりそうだ。関係者によると、両市は大筋で合意しており、両市長が1月下旬に共同会見を開き、発表する見通し。
多摩ニュータウンエリアから横浜エリアのアクセス向上は新百合ケ丘駅での乗り継ぎ時間が鍵か
2014年に発表された都市整備局の報道資料によると、新区間(あざみ野〜新百合ヶ丘)が開通すると、新百合ケ丘〜新横浜間が8分短縮されて27分、新百合ケ丘〜横浜間も8分短縮され、38分とアクセスが向上します。
これを多摩ニュータウンから横浜エリアをという視点で観てみると、現状、京王多摩センター駅から橋本駅経由で横浜線で新横浜駅へ行った場合は約45分、横浜駅までは約55分〜1時間(平日・正午ごろ出発した場合)かかりますが、新区間の開通により、このアクセス時間も改善しそう。
しかし、このあたりは新百合ケ丘駅での乗り継ぎ時間がどのくらいかによって変わりそうです。(例えば、小田急多摩センター〜新百合ヶ丘間は急行または快速急行で場合、約9分。新区間(新百合ケ丘〜新横浜間)が27分の場合、乗り継ぎ時間が9分以内なら現路線よりアクセスが改善)
完成予定は2030年ごろなので、まだまだ先の話ですが、今後の多摩ニュータウン〜横浜エリアのアクセスに大きく影響しそうですね。
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