2022年5月28日(土)にNHK総合で放送された「ブラタモリ」は「八王子」でした。
番組内でタモリさん一行が訪れた場所をまとめてみました。
なお、番組の見逃し配信は「NHKプラス」で期間限定配信中です。(6/4(土) 午後8:14 まで)
「八王子はなぜデカい?」の謎に迫る
番組はJR八王子駅前からスタート。毎度おなじみの旅のお題は「八王子はなぜデカい?」として、八王子市がなぜここまで広い面積になったのかを探る旅となりました。
はじめに訪れたのは「八王子のはじまりの町」に続く道沿いにある一里塚。ここは八王子駅から徒歩10分ほどのところにある「竹の花公園」の敷地内にある「竹の花一里塚跡」です。
一里塚の前には旧甲州街道が走っていて、街の中心部に行くには曲がり角のクランクがあり、最初は軍事的な防衛拠点としてはじまり、江戸時代には宿場町として発展したといいます。
そのはじまりの町を作った人物として、武田信玄の元家臣で徳川幕府の勘定奉行などを務めた大久保長安(1545~1613)という人物。番組内では、長安がこの町に施した仕掛けについて触れていました。
さらに長安が水害対策として、近くを流れる浅川の支流「南浅川」で、そのどのような水害対策をほどこしていたかについても紹介していました。
続いてタモリさん一行が訪れたのは八王子のはじまりの町の隣町だったところにある「日本機械工業株式会社」さん。
ここは明治20年代頃、日本最大の生糸生産量を誇る大規模な製糸工場だったといいます。番組内では、製糸の際に必要な湧き水や桑の葉を保存する貯蔵庫の跡、横浜から行き来していた生糸商人の接待の場などが紹介されていました。
その後、7つの町や村が合併して大きくなった八王子市。最後に合併したのは昭和39年に合併した由木村は多摩丘陵の地形を生かした宅地造成で人口6,000人から11万人が暮らす町にまで成長しました。
さらに広い土地が必要な大学が旧由木村に7つ、八王子市全体で21の大学、短大、高専があり、八王子市は学園都市としての顔を持つ人口約58万人の大都市となりました。タモリさんは最後に「いやー八王子おもしろいですね!」と番組を締めくくっていました。
次回、6月11日(土)は「町田」編が放送されます。
追記:町田編の場所まとめはこちら!
ブラタモリ
#205「町田~なぜ東京・町田は“神奈川県町田市”と間違えられるのか?~」初回放送2022年6月11日(土)