TAMA映画賞授賞式のアーカイブ動画が公開中!受賞者が思いを語る【第14回TAMA映画賞授賞式レポ④】



第14回TAMA映画賞授賞式
第14回TAMA映画賞授賞式 ©多摩ポン

2022年11月26日に多摩市の「パルテノン多摩」大ホールで開催された「第14回TAMA映画賞授賞式」の模様をお伝えしています。

SPONSORED LINK
LIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社

森井勇佑 監督(最優秀新進監督賞)

森井勇佑 監督
森井勇佑 監督

『こちらあみ子』で最優秀新進監督賞を受賞した森井勇佑 監督は「人生初の表彰うれしいです。あみ子をどれだけ魅力的に描けるかに意識しましたが主演の大沢一菜ちゃんがそれを越えてきたところがあったので、その魅力をそのまま伝えられるように作りました」と話してしました。

磯村勇斗さん(最優秀新進男優賞)

『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』ほかで最優秀新進男優賞を受賞した磯村勇斗さんは体調不良のため、残念ながらこの日は欠席。自身のインスタグラムを更新しTAMA映画賞への思いを綴っていました。

式では『ビリーバーズ』の久保和明プロデューサーが代理でトロフィーを受け取りました。久保プロデューサーは準備期間に磯村さんから撮影の舞台となる無人島に泊まりたいと申し入れがあったことを披露。「泊まった後に聞いてみると、あそこはこうした方が良いですねなど、すっかりビリーバーズの人になって頼もしいなと思いました」を撮影前のエピソードを話してました。

『恋は光』(特別賞)

伊東蒼さんと小林啓一 監督 ©多摩ポン
伊東蒼さんと小林啓一 監督 ©多摩ポン

特別賞を受賞した『恋は光』の小林啓一 監督が登場し、同作に出演した伊東蒼さんとクロストークになりました。

伊東さんは「原作を読んだときから(演じた)央(なかば)ちゃんがかわいらしくて、小動物のような印象を受けたので、演じているときも常にハッピーな小動物を意識して演じてました」と話すと、小林監督は「(伊東さんの演技は)最高でした。編集でキラキラを入れたんですけど、入れなくても良かったですね。すごくキラキラしてました」と伊東さんと終始にこやかなに撮影時を振り返ってました。

『メタモルフォーゼの縁側』(特別賞)

宮本信子さんと狩山俊輔 監督 ©多摩ポン
宮本信子さんと狩山俊輔 監督 ©多摩ポン

特別賞を受賞した『メタモルフォーゼの縁側』の狩山俊輔 監督と、同作に出演した宮本信子さんが登場しました。

会場には来られませんでしたが、芦田愛菜さんからのビデオメッセージを受けて宮本さんは「(前回共演した)10年前は私が芦田さんの手を引っ張って演じましたけど、10年ぶりに会って素晴らしい娘さんになって頑張っていて、芦田さんと共演できてよかったと思います」と芦田さんとの共演についてコメント。

狩山監督は「宮本さんと芦田さんのお芝居を観て撮影するのが楽しくて、シーンによって新たな変化や化学反応があって、二人をいつまでも見ていていなという気持ちで撮っていたので、その気持ちが観客の方に少しでも伝わればいいなと思って撮影してました」と撮影時を振り返りました。

『ハケンアニメ!』吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同(最優秀作品賞)

吉野耕平 監督
吉野耕平 監督

最優秀作品賞を受賞した『ハケンアニメ!』から吉野耕平 監督が登場しました。

吉野監督は「この作品のエンドロールが非常に長いです。なぜなら映画1作とアニメ2作分のスタッフが関わっているので、まさにキャスト・スタッフ全てに対しての賞として作品賞をいただたのが光栄です。お仕事ものをやってみたかったので、大好きなアニメの世界を書いた素敵な小説を読んで、自分で企画書を書いていたところ、東映の方から声がかかりましてびっくりしました。運命だと思ってこの作品に挑むことが出来ました。結果的にいろいろあって、そこから5年経って撮ることになったといういろんな運命がありました」を作品を撮るまでの経緯を話していました。

『LOVE LIFE』 深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同(最優秀作品賞)

深田晃司 監督
深田晃司 監督

最優秀作品賞を受賞した『LOVE LIFE』から深田晃司 監督が登場しました。

矢野顕子さんの楽曲『LOVE LIFE』から着想を得てこちらの作品。深田監督は「劇中でも使わせていただき、この映画を快諾してくださった矢野さんにも感謝申し上げます。着想自体は20年前に友人から勧められて矢野顕子さんの曲を聞いて、いろいろと聴いているうちに『LOVE LIFE』と出会って今でも一番好きな歌はと聞かれればこの曲を選ぶくらい大好きな歌です。繰り返し聴いているうちに男女の歌にも聞こえたんですけど、家族や生きている人や死んでいる人の歌かもしれないとかいろんな妄想が膨らんでいって、その妄想から考えたのが『LOVE LIFE』という映画でした」と、作品の着想の頃を振り返ってました。

授賞式のアーカイブ動画が期間限定公開(※終了しました)

当日はYouTubeでのライブ配信が行われていましたが、今年も授賞式のアーカイブ動画が2023年3月末までの期間限定で公開されました。受賞した皆さんの喜びの声をぜひ動画でも観てみてくださいね。

3年ぶりにリニューアルしたパルテノン多摩での開催となった「第14回TAMA映画賞授賞式」。来年の開催も楽しみですね。スタッフのみなさんお疲れ様でした!

第14回TAMA映画賞受賞作品・受賞者はこちら!

【最優秀作品賞】

  • 『LOVE LIFE』 深田晃司監督、及びスタッフ・キャスト一同
  • 『ハケンアニメ!』吉野耕平監督、及びスタッフ・キャスト一同

【特別賞】

  • 『メタモルフォーゼの縁側』
  • 『恋は光』

【最優秀男優賞】

  • 佐藤二朗 『さがす』『truth 姦しき弔いの果て』『バイオレンスアクション』
  • 松坂桃李 『流浪の月』

【最優秀女優賞】

  • 倍賞千恵子『PLAN 75』
  • 広瀬すず『流浪の月』

【最優秀新進監督賞】

  • 片山慎三 監督『さがす』
  • 森井勇佑 監督『こちらあみ子』

【最優秀新進男優賞】

  • 磯村勇斗『ビリーバーズ』『PLAN 75』『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『前科者』『彼女が好きなものは』ほか
  • 横浜流星『流浪の月』『アキラとあきら』『嘘喰い』『あなたの番です 劇場版』『DIVOC-12』

【最優秀新進女優賞】

  • 河合優実『PLAN 75』『愛なのに』『ちょっと思い出しただけ』『女子高生に殺されたい』『百花』『冬薔薇』ほか
  • 伊東蒼『さがす』『恋は光』『MIRRORLIAR FILMS Season4』

あわせて読みたい

\ この情報をシェアしよう! /
ABOUT US
多摩ポン編集部
東京・多摩エリアの開店・閉店情報、イベント情報、グルメ情報、地元ニュース、気になる生活情報をお伝えします!東京都多摩市エリア在住15年以上。