読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社は、東京都稲城市のよみうりランド遊園地に隣接するエリアで計画している「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」の構想を発表しました。
2025年3月に新GIANTS球場をオープン、2026年度中に水族館もあわせたグランドオープンを予定しています。
東京ジャイアンツタウンの全体像
これは読売新聞東京本社と読売巨人軍が進める新GIANTS球場の建設計画によみうりランドが新たに参画し、国内で初めてとなる水族館一体型の球場を建設するもので総事業費は250億円以上。
場所は多摩3・4・12号読売ランド線の先にある「稲城よみうりランド坂トンネル」脇の敷地面積・計約76,000㎡の広大なエリアです。
こちらに新GIANTS球場 (メイングラウンド、サブグラウンド)と水族館、シャトルバスロータリーや駐車場(600台)が建設されます。
さらに周辺にはスポーツ関連施設や飲食施設などの誘致を予定しています。
構想の中心となる新GIANTS球場は、関東平野を見渡す多摩丘陵の自然に溶け込む開放感あふれるスタジアムとなり、レフトスタンドの後方に、よみうりランドが手がける水中回廊を備えた本格的な水族館が併設されます。
開放感のある芝生席が広がる外野席にはカウンター席もあり、コンコースを通ってすぐ水族館へ行くことができる国内初の水族館一体型球場となるそうです。
人工芝の野球場ではイースタン・リーグ公式戦と読売ジャイアンツの練習、貸し球場として大学・社会人や女子野球、高校野球の予選など様々なニーズに対応。
よみうりランドに隣接する天然芝の読売ジャイアンツ球場と、人工芝の新GIANTS球場という特徴の異なる2つの球場で開催するとしています。
さらにサブグラウンドでは付近の幼稚園、保育園の散歩コースや運動会などに開放され、お祭りやイベントなどコミュニティ形成の場としても活用予定です。
水中回廊を備えた多摩地区で唯一の内陸型水族館
2026年度中にオープンを予定している水族館は、施設面積8,600㎡(延床面積+屋外面積)、地上3階・地下1階の多摩地区で唯一の内陸型水族館です。
「生きものが主役」「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」をテーマに、多摩丘陵に大自然の海中環境を人工海水で再現し、大型水槽の中を人が歩ける水中回廊や、アシカなどの生態を間近で観察できるゾーンを設置。
生命の源である水が、川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開するとしています。
周辺には、よみうりランド遊園地、読売ジャイアンツ球場、フラワーパーク「HANA・BIYORI」、新温浴施設(2024年3月オープン予定)、よみうりゴルフ倶楽部、東京よみうりカントリークラブがある「東京ジャイアンツタウン」。
今後は他のレジャー施設と一体となって、スポーツとエンターテインメントが融合した緑あふれるまちづくりに貢献するとしています。
追記:起工式が行われました
TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)
所在地:東京都稲城市(土地区画整理事業で開発中)
敷地面積:計約76,000㎡
アクセス
・京王よみうりランド駅から徒歩約15分(新宿・渋谷から計約45分)
・京王よみうりランド駅から新球場へのシャトルバスを運行予定
・小田急読売ランド前駅と京王よみうりランド駅を結ぶ小田急の路線バスも利用できる予定
読売ジャイアンツ公式サイト