稲城の梨、今シーズンの販売がスタート!梨の販売情報はどこで分かる?



稲城市名産の梨の販売が今年もはじまりました。

今回は稲城市で江戸時代から16代続く老舗梨農園「川清園(かわせいえん)」さんを取材してきました。

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稲城市の梨農園「川清園」へ

「川清園」さんは、約300年前の江戸・元禄時代から続く歴史ある梨農園です。

千葉県銚子産のカタクチイワシの煮干しなどの自家製の配合肥料を使用した肥料など、大きな梨を作るため土づくりにとてもこだわっています。

この日、農園を特別に見学させていただきました。

「川清園」さんでは、梨だけではなく、梅やボイセンベリー、柿やぶどうなどのフルーツも収穫しています。こちらのぶどう畑には「高尾ぶどう」がたわわに育っていました。

こちらは「シャインマスカット」のビニールハウス。

こちらにも大きなシャインマスカットがたくさん育っています!

今すぐにでも食べられそうですが「川清園」16代目の川島幹雄さんにお話しを聞いたところ「シャインマスカットは完全に熟してから出荷するからもう少し時間がかかりそう」と話してました。

いよいよ「梨農園」へ。こちらは「新高」の梨農園です。

袋がけされた「新高」の梨は、例年9月下旬頃から収穫がはじまるということで、生育状況も最終段階という感じでした。

今年は気温が高く、梅雨時期にほとんど雨が降らなかったことから、地下水を汲み上げてスプリンクラーで1日中散水していたそうです。ひとつひとつの梨を大切に育ててらっしゃるんですね。

「稲城」と「みのり」の収穫がスタート

そしてこちらが「川清園」さんで収穫された赤梨「稲城」(※2023年の発送予約分は一時ストップ)。

こちらは「稲城」の枝変わりで「川清園」さんオリジナル品種の青梨「みのり」(※2023年の発送予約分は一時ストップ)。

どちらも、手のひらよりも大きな梨です。おいしそう!

取材時は期間限定で「稲城」と「みのり」を店頭販売していたので、購入してみました。

「稲城」は瑞々しくて糖度が高いのが特徴。「みのり」もすごく甘くてやわらかいですね。おいしい稲城の梨でした!

「稲城市内80か所以上に農園や販売所があります」と川島幹雄さん
「稲城市内80か所以上に農園や直売所があります」と川島幹雄さん

「川清園」16代目の川島幹雄さんは「当園の『稲城』と『みのり』の2023年分の発送予約は一時ストップしていますが、10月下旬まで12種類の品種を収穫していきます。稲城市内には80か所以上の農園や直売所があるので、ぜひそちらも訪れてみてくださいね」と話してました。

「川清園」さんは、販売状況を公式SNSでこまめに更新するそうです。

稲城市ホームページ」内にある「いなぎ農産物直売所マップ」では、稲城の梨の農園や直売所の場所が分かるマップが公開されています。

また、稲城市の梨生産組合公式サイト「もぎたての稲城の梨」では、現在販売中の梨農園の情報も掲載されているので、こちらを参考に探してみてくださいね。(※掲載されている以外の梨農園・直売所でも販売している可能性があります)

川清園

所在地:東京都稲城市東長沼1964
公式SNS:エックス(旧ツイッター)インスタグラムFacebook

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多摩ポン編集部
東京・多摩エリアの開店・閉店情報、イベント情報、グルメ情報、地元ニュース、気になる生活情報をお伝えします!東京都多摩市エリア在住10年以上。