2023年11月4日(土)にテレビ東京系で放送された「出没!アド街ック天国」は府中市の「府中」でした!
府中駅周辺を中心に東府中駅周辺にもフィーチャーした内容でした。
番組内で発表されたランキングをまとめてみましたので、番組を見逃してしまったという方も是非ご覧ください。
なお、番組の見逃し配信は「U-NEXT」で視聴可能です。
府中ランキング20
第20位 武蔵国の中心
新宿から京王線特急で20分の「府中」には、かつて「大化の改新」で生まれた武蔵国の中心の国府があり街が栄えました。
大國魂神社があった場所には武蔵国の役所があった場所と考えられる場所。「ふるさと府中歴史館」のキャラクターには武蔵型カメという土器がモチーフのゆるキャラ「ムサシカメ丸」がいます。
第19位 直会スタンド 宮
大國魂神社のすぐ横にある立ち呑み屋さん。酒屋の倉庫を改装し2016年にオープンしました。
マスターはもともとフレンチの料理人。かつてこの街にあったフランス料理「ルフラン」のオーナーシェフとしてアド街にも2度登場しています。
現在は立ち呑み酒場で手腕を発揮していて、大根デミグラスソース煮込みや牛肩肉と野菜の赤ワイン煮込みなど、リーズナブルでおいしい料理を提供しています。
第18位 蕪木商店
三代目女将と娘さんと、野菜ソムリエの四代目で切り盛りしています。こちらの名物は女将が作るぬか漬け。ぬか床は江戸時代から先祖代々受け継がれているそうです。
第17位 きくよし食堂&三宝食堂
東府中駅からすぐのところに2軒並ぶ食堂。左手は1954年(昭和29年)創業の「きくよし食堂」さんはテレビドラマの撮影によく使用されているそうで、映画『容疑者 室井慎次』では主演の柳葉敏郎さんが「かつ丼」を食べるシーンで登場。お隣の1973年(昭和48年)創業の「三宝食堂」さんもドラマロケで多くのスターが来店しています。
2軒の1番人気はどちらも「しょうが焼き」。「きくよし食堂」さんの生姜焼きは、豚バラと玉ねぎを炒めて継ぎ足した秘伝の生姜ダレを加えて汁だくに仕上げたもの。もつ煮などの3種の小鉢から選べます。
「三宝食堂」さんは豚の肩ロース肉を使用。生姜は注文が入るたびにすりおろしていてフレッシュな風味がこだわり。スライスした生姜を漬け込んだタレはパイナップルジュースが隠し味で肉が柔らかくジューシーな味わいです。
第16位 酉の市
大國魂神社ではもうすぐ酉の市が開催。酉の市の日に神社から授与されるのが「酉の市」の日限定の熊手。府中市のいろいろなお店にも大國魂神社の熊手が飾られていました。
毎年7月に開催される「すもも祭り」では災いを打ち払う「カラスの団扇」を頒布。縁起物として府中限定で八咫烏の飾りを熊手に追加してくださるお店もあるそうです。
第15位 旧甲州街道
江戸時代宿場町としても栄えた「府中」。街道沿いの「中久本店」さんはおよそ160年前に酒蔵として、大國魂神社の御神酒の醸造元として創業。現在は御神酒を作るのは地方の酒蔵に委託しています。
そうした中、七代目が一念発起して38年ぶりに酒造りを復活させたいと、今年地酒を作るプロジェクトがスタート。地下160mから井戸を掘削し、佐賀の酒蔵から杜氏さんを呼び寄せて準備万端です。
第14位 くりばやし
1953年(昭和28年)創業のテイクアウト餃子店「くりばやし」さんが第14位。
にんにくたっぷりの餡を皮で包んだ大きな餃子は約10cm、重さは約55gもあります。
多い時で1日2,000個以上も売れる府中市民の心の味。スタミナ餃子はオリジナル餃子より7〜10倍のニンニクが入って、肉とにんにくの比率が1対1にもなるやみつき餃子でこちらも人気です。
この日のゲスト「純烈」リーダーの酒井一圭さんは、澤穂希さんが「くりばやし」さんに並んでいるところを目撃したこともあるそうです。
第13位 アトリエ77
鳥の目線で3次元的な鳥瞰図を描く「アトリエ77」さんが第13位。
現地に何回も足を運び、水彩絵具で描くのはこの道50年の村松さん。多摩川散策絵図は山梨県の水源から東京湾の河口まで全長138kmを実際に巡って描いた大作です。
第12位 駅前モール
再開発され街が大変貌した府中駅前ですが、駅前ビルの「武蔵府中 ル・シーニュ」などには昔からのお店も健在です。
1983年(昭和58年)創業の「元禄そば 江戸一」さんは再開発前のお店の雰囲気を残して今も営業中。自家製そばにカレーのルーも自家製で朝6時半から夜8時まで府中の働くひとを支えます。
「くるる」1階には1954年(昭和29年)創業の「ミートショップ いせや」さん。創業の頃から変わらない店の名物は「昔ながらのコロッケ」の中はカレー味で70年前から味は変えていないそうです。
第11位 憩いの酒場
駅前で人気の大衆居酒屋「樽平」さんは1953年(昭和28年)創業の府中で一番歴史ある居酒屋。焼き鳥など庶民的でリーズナブルな価格が人気です。
20年前から愛されている「串焼 いたんとこ」さんのご主人は澤穂希さんと旧知の仲。お店の名物は岩手の地鶏「菜彩鶏」の串焼きで澤さんも現役時代にチームメイトと楽しんだそうです。
「純烈」の酒井さんはブレイク前から来店しているそうで「プチトマトチーズ」がお気に入り。酒井さんは「熱いのでやけどに注意ですけど、めちゃくちゃうまいです」とコメントしていました。
第10位 モナムール清風堂
1868年(明治元年)に和菓子店として創業した「モナムール清風堂」さんが第10位。先代が洋菓子店に鞍替えしてフランスで修行した五代目が作る洋菓子が人気です。
名物のひとつは「武蔵国府ロール」。武蔵国府あったとされる正殿の赤い柱をイメージして作られました。
紫芋のクリームがたっぷり入ったロールにフリーズドライの甘酸っぱいイチゴパウダーを振りかければ歴史ロマンあふれるロールケーキの出来上がりです。
第9位 府中市美術館
府中市美術館が第9位。11月26日(日)までは企画展「インド細密画」が開催中。17世紀から19世紀に描かれた高さ20cmほどの緻密な小さな絵が見どころです。
館内にはアーティストの方が公開制作しているところも見られました。
第8位 モランボン本店
2017年に高級焼肉店としてリニューアルした「モランボン本店」さんが第8位。
仙台牛焼肉盛り合わせの特選サーロインはモランボン伝統のタレが引き立てます。
第7位 府中2大ラーメン
「くるる」1階にある「らいおんらーめん」さんは再開発前からほぼ同じところにある人気店。
豚骨ベースに鶏ガラと魚介スープでブレンド。スパイスをからませた白髪ネギがアクセントのおいしいラーメン。チャーシューだけ購入することもできます。
2008年創業の「麺創研 紅」さんは濃厚辛味噌ラーメンのお店。10mmから2mmまで7種類の太さの麺を同時に茹でるので様々な食感が楽しめます。
10種類以上ブレンドした自家製ラー油と韓国唐辛子を加えた「鬼紅ラーメン」は行列してでも食べたい一品です。
第6位 府中の森公園
米軍府中基地跡地にできた「府中の森公園」が第6位。
テニスコート8面あり現在はサッカー場を増設中。府中市は府中市民球場もあり、ここで練習するのは「読売ジャイアンツ女子チーム」。巨人の投手だった宮本和知さんが監督を務めます。
府中第六小学校を拠点にしている「府ロクサッカークラブ」は小学校の強豪チーム。澤穂希さんは小学2年から小学6年までこのチームに在籍していました。
「ひとりで黙々とリフティングをやっていて負けず嫌いでした」と当時を振り返るコーチの皆さん。澤さんはその当時、女子が試合に出られなかったため悔しい思いをしたそうですが、その体験がその後の活躍の原動力につながったと話してました。
第5位 青木屋
1893年(明治26年)創業の和菓子店「青木屋」さんが第5位。
看板商品の「武蔵野日誌」は細く焼き上げたバーククーヘンにベルギー産のチョコレートのクリームを入れてカットしたもので府中手土産の定番。年間200万個売り上げる大人気商品です。
第4位 馬場大門のケヤキ並木
大國魂神社の前にある「馬場大門のケヤキ並木」が第4位。
ケヤキ並木として唯一、国の天然記念物に指定されています。
第3位 ラグビーのまち
スポーツが盛んな府中市で特に熱いのが「ラグビー」。
「東芝ブレイブルーパス東京」と「東京サントリーサンゴリアス」の2チームは府中市界隈がホームエリアです。
秋には「ラグビーワールドカップ2023 フランス」のパブリックビューイングを開催。府中市のスポーツバーではパブリックビューイングをしているお店も。みなさん熱い声援を送っていました。
第2位 航空自衛隊 府中基地
戦後、米軍の管理下にありましたが昭和50年に返還。現在は10を超える部隊があります。
2週間以内に4名以上で予約すれば「基地見学ツアー」に参加できます。世界初のマッハ2を実現した「F-104J」など、往年の戦闘機も間近に見られます。
番組では来年解体される米軍時代の娯楽施設「府中クラブ」の内部を紹介。戦後当時、中ホールではバンドの生演奏でダンスパーティが行われていたそうです。
第1位 大国魂神社
第1位は「大國魂神社」。ロケ中に行われていたのは毎年9月27日と28日に「秋季祭 くり祭」が開催されていました。
実は毎月のようにいろいろな年間祭事が行われいて、2月3日の「節分祭」にはゲストの「純烈」酒井さんも参加しています。
GW中に行われる「くらやみ祭り」は1000年以上の歴史あるお祭り。さらに来週は「酉の市」(一の酉(11月11日(土))、二の酉(11月23日(木祝))が開催される予定です。