よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」内に「よみうりランド眺望温泉 花景の湯(かけいのゆ)(以下:花景の湯)」が、2024年3月6日(水)にオープンを迎えます。
今回はオープンに先駆けて開かれたメディア向け内覧会を取材しましたので、「花景の湯」館内の詳細をお伝えします。
「HANA・BIYORI」内にある「花景の湯」へ
「花景の湯」は、よみうりランドのお隣にある新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」内にあります。交通アクセスは後述しますが、京王相模原線「京王よみうりランド駅」前から無料シャトルバスで2〜3分ほどで到着します(駐車場あり)。
「花景の湯」への入館受付はこちらの窓口のほか、公式オンライン「よみランCLUB」からお得に購入できます。
【花景の湯:料金】
大人平日2,300円(公式オンライン価格2,000円)・土日祝2,800円(公式オンライン価格2,500円)
小学生平日1,300円(公式オンライン価格1,100円)・土日祝1,500円(公式オンライン価格1,300円)
【3/6(水)以降のHANA・BIYORIのみの入場料金(※花景の湯の館内レストランは利用可)】
一般大人(中学生以上)800円(公式オンライン600円)、小学生500円(公式オンライン300円)、※乳幼児・未就学児は入館できません。
QRコード付きのチケットをもらい、入園口からHANA・BIYORI内に入りましょう。
HANA・BIYORIの園内マップがこちら。入園口入ってすぐのところに「花景の湯」の建物が見えてきます。HANA・BIYORIの施設全体については、2020年の開園時のレポート記事をご覧ください。
「花景の湯」館内へ
こちらが正面入口になります。
館内入ってすぐのところに無料の靴箱ロッカーがあるので、靴を入れましょう。
靴箱ロッカーのこちらのリストバンド(ICキー)を取ります。
入館受付して館内へ
靴箱ロッカーの脇にある「入館受付」でリストバンド(ICキー)と手持ちのQRコードチケットを紐付けをします。
QRコードチケットと靴箱ロッカーのリストバンド(ICキー)を紐付けることで、館内ではリストバンド(ICキー)がおサイフ代わりとなり、館内での飲食や自動販売機、エステなどのサービス利用時にかざして、帰宅時に合計金額を精算するシステムになります。
この入館受付の際に別料金の岩盤浴(平日800円、土日祝900円)をつけることができます。
館内マップ
「花景の湯」の館内マップはこちら!
正面入口があるロビー階にはフロントと売店。1階フロアにはレストラン、休憩ラウンジ、岩盤浴(火釜房)、ボディケア・エステ、2階フロアに大浴場・露天風呂、館内着渡し処、岩盤浴受付、花見ラウンジ、花見テラスがあります。
2階フロアに400人、1階フロアに300人と合計700人が同時に利用しても、かなり余裕がある作りにしているそうです。
まずはエレベーターで2階フロアに向かいましょう。
2階フロアへ
2階フロアの大浴場へ向かいます。通路には椅子が設置されていて、HANA・BIYORI内の景色がよく見えました。
こちらが大浴場・岩盤浴の受付です。
2階フロアのマップ。大浴場・露天風呂、館内着渡し処、岩盤浴受付、花見ラウンジ、花見テラスがあります。
まずはこちらの「館内着渡し処」でタオルや館内着を借ります。館内着とタオルのレンタル料は入館料にこみこみです。なお岩盤浴着と岩盤浴用の大判タオルは、隣の岩盤浴受付カウンターで貸し出しとのことです。
あみあみのバッグにはバスタオルとフェイスタオルが入っています。
館内着はHANA・BIYORIのロゴや園内に咲く季節の花(桜・ラベンダー・キンモクセイ・クリスマスローズ)をモチーフにしたデザイン8種類あります。
サイズはデザインによって異なりますが、XS、S、M、L、LL、3L、特大まで用意してあるそうです。
館内着の脇にはヘアーブラシ、綿棒、歯ブラシセット、ボディタオルなどのアメニティがありました。またペーパーブラも置いてあるそうです。
後ほど紹介するパウダールームには置いてないので、入る前にこちらから必要なものを事前にピックアップしましょう。
大浴場(女湯)へ
それでは、大浴場へ。まずは女湯からご紹介します!
女湯の脱衣所のロッカー数はおよそ400あります。
パウダールームも多めにありました。
鏡の前には「雪肌精」の化粧水と乳液が完備してあります。
ドライヤーは「ReFa(リファ)」の人気ドライヤーを完備してあります。
続いて、大浴場へ。
洗い場。かなりの数がありました。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは「POLA」を完備。
となりには「雪肌精」のクレンジングオイルと、マーガレットジョセフィンのフェイスソープがありました。
シャワーヘッドは人気の「ReFa(リファ)」を使用しています。
内風呂はシルク湯(電気風呂併設)、高濃度炭酸泉、
ジェットバス・リラクゼーションバスがあります。
続いて、女湯の露天風呂へ。
温泉を使った「あつ湯」と「ぬる湯」、循環湯を使用した「替わり湯」の3種類があります。
女湯の露天風呂は外からの視界に配慮して、手前にガラスが設置されています。
こちらの「替わり湯」は週替りで様々なお湯が楽しめる風呂になっていました。
レモンを入れた「レモン風呂」や花を入れた「花風呂」なども楽しめるそうです。
背の高いガラスに囲まれているのは温泉の「あつ湯」。通常は42℃ほどに設定しているそうです。
さらに眺望のいい「ぬる湯」へはこちらの階段を降りていきます。
段差が3段あって、深さは110cmになるそうです。
「ぬる湯」は低めのガラスになっていて、標高100mから絶景が楽しめます!
天気がよければ、東京タワーや東京スカイツリーが見られるほか、調布市の花火大会も見えるそうですよ!
女湯のドライサウナは定員30名。
20分おきにオートロウリュが出て、自動で風を撹拌する装置があります。
お隣には水風呂。女湯は1種類です。
露天風呂近くには「ととのいスペース」も多目にありました。
大浴場(男湯)へ
続いて、男湯の大浴場へ。
男湯の脱衣所のロッカー数はおよそ300以上あります。
パウダールームはこんな感じ。
ドライヤーとPOLAのアフターシェーブローションがありました。
男湯にはサウナを利用する方向けに「かけ水」があります。
洗い場はこんな感じ。
内風呂は女湯と同じく、シルク湯(電気風呂併設)、高濃度炭酸泉、ジェットバス・リラクゼーションバスがあります。
男湯の露天風呂にはガラスがなく、さらに良い眺望が楽しめるのが特徴です。
遮るものがなくていい景色!
こちらも温泉を使用した「ぬる湯」と「あつ湯」の2つの温度があります。
ちなみに深度1,750mから湧き上がる温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)」。赤い褐色の温泉でいわゆる「美肌の湯」です。
利用案内と禁止事項はこんな感じです。
右手に目を向けると、よみうりランドのジェットコースター「バンデット」が走る姿が見られました。「あつ湯」のとなりには「替わり湯」があります。
こちらは段差が4段あり、深さは110cmあります。
実際に入浴体験をしたのですが、眺望が最高!
水面近くからは温泉と奥の景色がつながり、インフィニティな景色も楽しめました。夜になると都心の夜景や、よみうりランドのイルミネーション「ジュエルミネーション」も観ることができました。
「ぬる湯」は文字通りぬるめの設定なので、長時間入って景色と温泉をじっくりと楽しめます。
男湯のドライサウナは定員40名ほど。3段あり、かなり広めでした。
男湯の水風呂は16℃とシングルを目指した9℃ほどのを2種類用意。
シングルの水風呂は水深90cmあり、先ほど紹介した「かけ水」などで汗を流せば、頭まで潜ってもOKとのことです。
さらに男湯は「ととのいスペース」が充実しているのが印象的でした。
イスだけでなくデッキチェアーがあり、ゆっくりと外気浴することができました。
2階「花見テラス」へ
大浴場でさっぱりした後は、同じ階にある「花見テラス」へ行ってみましょう。
ちなみに館内の各所にはペットボトル飲料の自動販売機があります。なお、コーヒー牛乳の販売は予定していないそうです。(温泉の後はコーヒー牛乳派の多摩ポン編集部はちょっぴりさみしい)
花見テラスは屋外にあって、かなり開放的な空間です。
こちらにもデッキチェアーやイスが多く設置してあるので、湯上り後の外気浴に良いですね。
また、屋内の「花見ラウンジ」もありました。
ちなみに春頃には「HANA・BIYORI」の園内の桜が満開になるので、「花見テラス」からも桜の木々が見られることでしょう!
1階フロアへ
続いて、2階フロアの1つ下にある1階フロアへ。
1階フロアにはレストラン、休憩ラウンジ、岩盤浴(火窯房)があります。
岩盤浴(火窯房)
まずは別料金の岩盤浴「火窯房(ひがまぼう)」へ。
こちらは男女共用で利用できる岩盤浴です。入場には岩盤浴着の着用が必要になるそうです。
入ってすぐのところには休憩できる専用ラウンジがあります。
ソファー席やイス席、ベンチなどいろいろなシートがありました。
横になれるベッドソファー席も
外には広めの外気浴スペースがあります。
こちらから岩盤浴エリアに入ります。中の室温は44℃ほど。
中は「火窯の間」をはじめ、セルフロウリュサウナ、ミスト岩盤浴、プライベートサウナ、見晴処があります。こちらの中にはスマホは持ち込めないので、入口横の小物ロッカーに預けましょう。
まず見えてくるのが「火窯の間」。
こちらでは4台のストーブで、富士山麓のストーンを熱し、部屋全体を温めています。
こちらからの眺めもいい感じ!
ベッドエリア。大型バスタオルを敷いて、ゆっくりできそうです。
「白樺の間」は約8名が入れるフィンランドサウナ。
すぐ横には「見晴処」があり、こちらで外気浴も可能。こちらからいい景色が楽しめます!
ベッドエリアの隣には、
プライベートサウナが5室(2名利用4室、4名利用1室)があります。こちらは先着順に1組15分で利用できるそうです。
2名用の「秋桜(こすもす)」を見てみると、
中はこんな感じ。カップルや仲間と一緒に利用できそう。
ドリンクコーナーで販売されるアロマ水を購入(価格は未定)すれば、セルフロウリュもできるそうです。
4名グループが入室できる「桜」は、利用料金50分1,000円(予定)で別途貸し出しを予定しているそうです。
入口近くにある「花霞の間」は、ナノミストの岩盤浴です。
中の室温は43℃ですが、かなり湿度の高い高温多湿エリアです。
こちらでは毎時30分に15分間のプログラム演出が楽しめます。幻想的なBGMも流れていて、より岩盤浴に集中できるエリアでした。
プライベートサウナの横にはひと目を気にせず、寝転べるスペースも。
横の階段を上がるとこんなスペースもありました。
またラウンジ横には室温3℃のクールルーム「涼みの間」もあるので、一気に冷却したいときはおすすめです。
火窯房の入口横には、ドリンクやミネラルウォーター、デトックスウォーター、アイスクリームなどを販売するカフェコーナーがありました。
リラクゼーションエリア
カフェコーナーの横にはエステサロンや、ボディケアなどのリラクゼーションサロンがあります。
- ボディケア「ゆるりと」
- エステサロン「さくらり」
休憩ラウンジへ
続いて、休憩ラウンジへ。館内にはゆっくりとできる休憩ラウンジがたくさんあります。
「リラックスラウンジ」は小上がりになっていて、クッションなどが多数置かれています。
リクライニングラウンジは54台のリクライニングシートを完備。
各シートにはモニター画面があり、テレビが視聴できそうです。
この日はまだ入ってませんでしたが、本棚にはマンガ本や雑誌が合わせて1万冊入る予定です。
こちらは女性専用のレディースラウンジ。定員は30名です。
足を伸ばせるソファーや、
小上がりのエリア、
デスクもあり、
コンセントとUSBを完備してあります。
ちなみにフリーWi-Fiも全館で完備しているそうです。
こちらには15分440円で利用できるマッサージチェア「D_Core」が3台ありました。
その横からは「池泉庭園」へ出られる出入り口がありました。
レストラン「美食ノ極」
最後に館内レストランの「美食ノ極」をご紹介します。
こちらは今年の豊洲市場の初競りで一番マグロを落札したONODERA GROUPと同グループの株式会社LEOCが運営するレストランです。
営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:30)
休館日:原則として月1日(HANA・BIYORIに準ずる。3月は13日)
レストラン内はテーブル席など座席数は199席です。
窓から外を眺められる席や、
6人がけの掘りごたつ席もありました。
「美食ノ極」のメニュー
「美食ノ極」のメニューはこちら!
「HANA・BIYORI御膳(2,700円税込)」をはじめとする定食や、
「銀座おのでら監修 季節のかき揚げ丼(春)(1,380円税込)」などの丼、カレー、
「銀座おのでら監修 まぐろ御膳(3,700円税込)」や、
温かいうどんやそば、「おのでら濃厚えび味噌ラーメン(1,580円税込)」などのラーメンなどもあります。
一品料理やアルコールも。
ノンアルコールドリンクも充実しています。
デザートはいちごパフェやソフトクリーム、MOMIMOMIシェイクも楽しそう。
さらにクラフトビールなど、かなり多彩なメニューがあります。
不定期開催のマグロ解体パフォーマンスも
さらに注目は不定期で開催されるマグロの解体パフォーマンス!
この日はデモンストレーションとして、豊洲市場から仕入れた90kg以上の大間産の本マグロが職人さんによって、さばかれました。
あっという間にマグロが解体されていく姿は大迫力です!
マグロの一番おいしいハラの部分を持つのはレストラン「美食ノ極」の料理長さん。
この日は試食でさばきたてのマグロの握りなどを試食で頂いたのですが、ここ数年で一番おいしいマグロの握り寿司でした(^^)
なお、レストラン横の入口から入れば、HANA・BIYORIの入館料だけで「レストラン「美食ノ極」を利用できます。(※温浴施設エリアには入れません)
すべての利用が終わって、お会計はロビー階のこちらで自動精算になります。
リストバンド(ICキー)をかざせば、館内での飲食代やサービス料が表示されます。
支払いは現金、各種クレジットカード、QRコード決済にも対応予定です。
取材が終わるとすっかり夜に。1日ゆっくりできそうですね。
なお、期間限定で開催していた和のイルミネーション「HANAあかり〜HANA・BIYORI×竹あかり~」は3月6日から通年で開催。帰り道に見えるので、記念のフォトスポットとしても良さそうです。
駐車場は「花景の湯」利用で無料
最後に駐車場情報と無料シャトルバス情報を。駐車場はHANA・BIYORI前に約380台駐車可能です。
「花景の湯」を利用すれば終日無料。HANA・BIYORIのみの利用だと2時間無料となるそうです。
HANA・BIYORIと京王よみうりランド駅前をつなぐ無料のシャトルバスは約10分間隔で運行しています。
ということで「よみうりランド眺望温泉 花景の湯」の内覧会の模様をお伝えしました。都内でも屈指の眺望を誇る露天風呂をぜひ一度ためしてみてはいかがでしょう!
よみうりランド眺望温泉 花景の湯
所在地:東京都稲城市矢野口4015-1 新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」内
営業時間:平日10時~23時 / 土日祝・特定日9時~23時
定休日:原則として月1日(HANA・BIYORIに準ずる)
アクセス:京王よみうりランド駅より無料シャトルバスを約10分間隔で運行
駐車場:約380台(花景の湯利用で終日無料 ※HANA・BIYORIのみ利用の場合は3時間無料)※前面道路(市道)は夜間21時から翌朝6時まで二輪車の通行ができません。二輪車でお越しになられる場合はご注意ください
料金:大人平日2,300円(公式オンライン価格2,000円)・土日祝2,800円(公式オンライン価格2,500円)
小学生平日1,300円(公式オンライン価格1,100円)・土日祝1,500円(公式オンライン価格1,300円)
※乳幼児・未就学児は入館できません。
※刺青・タトゥーをされている方(シール・ヘナ含む)は入館できません。
絶景露天風呂 花景の湯|HANA・BIYORI(公式サイト)