府中市の東京競馬場にて2024年7月3日に開催された「府中市制施行70周年記念 TOKYO シティポップ 花火 2024」を観てきました。今回は会場の東京競馬場で観てきましたので、当日の模様をお伝えします。来年以降の参考にしてください。
午後5時に開場
打ち上げ開始は19時30分でしたが、開場時刻の17時前に東京競馬場正門に行ってみるとすでに開門を待つお客さんがたくさんいました。
ちなみにこの日は当日券の販売もなく前売り券はすべて完売。約2万5000人が来場したそうです。
来場すると今回のメインビジュアルを描いた「わたせせいぞう」さんのイラストうちわが全員に配られました。
うちわの裏側には浴衣姿のJRAのマスコットキャラクター「ターフィー」とサンリオの「ハローキティ」の姿が。お互いのお面を被ってこれはかわいい!
東京競馬場の座席をチェック
『TOKYOシティポップ花火2024』はいよいよ明日7/3(水)開催🎆
キッチンカーの場所やグッズショップが入った最新の会場マップはこちらとなります。
ご来場の際にお役立てください🎵公式サイトは⇒https://t.co/wBGfeHxjSB#花火大会 #東京競馬場 #花火 #シティポップ pic.twitter.com/XXRswRXycv
— TOKYOシティポップ花火2024【公式】 (@citypop_hanabi) July 2, 2024
以前は「東京競馬場花火大会」として入場無料の花火大会が行われてきましたが、コロナ後の2022年からは有料の花火大会として内容を一新。昨年と一昨年は「東京SUGOI花火」が開催され、今回の「TOKYO シティポップ 花火」は3回目となります。
花火の打ち上げ場所はホームストレート側に内馬場付近。座席は主にA席、S席、プレミアムシート、芝生エリア、車いす席ペアエリア、カメラエリアに分かれていました。府中市民割もありました。
↑こちらはS席(Gブロック)付近。第1コーナー付近に位置していて、花火を右斜めから見るような形です。
↑こちらはA席はスタンドの後方席となり、上には大屋根があります。
以前「東京競馬場花火大会」の時にこちらのA席の後方席で鑑賞したことがあるのですが、大玉の花火は大屋根よりも上で開くので、花火の全景が見えにくいというデメリットがあります。
その一方で、雨が降っても大屋根があるので雨に濡れにくいというメリットもあります。(※雨天開催時、花火打ち上げ時に傘をさすのは控えるようアナウンスがありました)
↑S席(Cブロック)は大きなLEDビジョンの目の前です。おそらく視界に入り切らないほど間近で花火が見えそう。
↑プレミアムシートは一番見やすい中央のスタンド前方席。
さらにプレミアムシート専用入場口や専用トイレ、専用ドリンク売り場も利用できました。
「芝生エリア」は場内に3か所あり、エリアによって花火の見え方も大きく違ってきそうです。
今回は花火を左斜めから見上げる「カメラエリア」で撮影しました。このエリアのみ、背の高い三脚での撮影が可能です。
ちなみにエリア内は各々の場所が決められているのではなく、先着順でエリア内の好きな場所に三脚を設置していました。そのため前方エリアから先に埋まり、その後に後方エリア、そしてその中間が徐々に埋まっていきました。
売店をチェック
続いて、売店をチェック。当日は正門付近と西門付近に13のキッチンカーなどが出店して、大変賑わっていました。
正門にはお好み焼きやハワイアンダイニングのハンバーガー、沖縄料理、仙台牛タンなどのキッチンカーが出店。
この日は「沖縄料理 あしびうなぁ」さんの「沖縄焼きそば」で花火に備えてエネルギーを補給。太麺でもちもちでした。
フジビュースタンド内には銀座の名店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」さんが出店。
デザートの特製プリンを食べたんですが、濃厚でめちゃくちゃおいしかったです!
さらにフジビュースタンド内には「ディスクユニオン」によるレコード販売や府中市ブース、オリジナルグッズショップなどが出店していました。
トイレも競馬場ということもあって数も多く、特に困ることはありませんでした。
そうしている間に日が暮れていよいよ打ち上げ開始です!
打ち上げ開始!
まずは高中正義さんの「Blue Lagoon」にあわせて打ち上げ開始です!
荒井由実さん(松任谷由実さん)の「中央フリーウェイ」は、まさにこの東京競馬場の横を走る中央高速道路を唄った1976年のナンバー。ユーミンの歌声と花火、そしてロケーションがシンクロします。
東京競馬場のTOKYOシティポップ花火大会最高でした!EPOさんの『う、ふ、ふ、ふ、』から https://t.co/cATtgieuyP pic.twitter.com/YSaKA2wE4r
— 多摩ポン【公式】 (@tamapon2016) July 3, 2024
前半戦最後は、1983年発表のEPOさんのヒットナンバー「う、ふ、ふ、ふ、」に合わせて多くの花火が上がると、会場からは大きな拍手が起こっていました。
後半は近年のシティポップブームの火付け役となった松原みきさんの1980年のナンバー「真夜中のドア〜Stay With Me」も。
会場内は海外からのお客さんが多いのも印象的でした。
オーラスは大滝詠一さんの1981年のナンバー「君は天然色」でフィナーレ。
東京競馬場の内馬場を目一杯使って、1970年代後半から1980年代のシティポップ14曲に合わせて約14,000発の花火が夜空を彩りました。
TOKYOシティポップ花火2024のセットリストはこちら!
- 「Blue Lagoon」高中正義
- 「中央フリーウェイ」荒井由実
- 「夢で逢えたら」吉田美奈子
- 「夏のクラクション」稲垣潤一
- 「悲しみがとまらない」杏里
- 「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」杉山清貴&オメガトライブ
- 「う、ふ、ふ、ふ、」EPO
- 「都会」大貫妙子
- 「You’re My Only Shinin’ Star」角松敏生
- 「スローなブギにしてくれ」南佳孝
- 「恋するカレン」大滝詠一
- 「ルビーの指輪」寺尾聰
- 「真夜中のドア〜Stay With Me」松原みき
- 「君は天然色」大滝詠一
ちなみに今年8月2日(金)には、福岡県北九州市の「ミクニワールドスタジアム北九州」にて「わっしょい百万夏まつり前夜祭北九州SUGOI花火2024『北九州シティポップ花火』」が開催されます。
セットリストが東京会場と同じかどうかは定かではありませんが、ひとつの目安となりそうですね。
打ち上げ終了後は大きな混乱もなく、東京競馬場の東門を経由して「東府中駅」まで歩いて帰りました。
ということで「府中市制施行70周年記念 TOKYO シティポップ 花火 2024」の模様をお伝えしました。来年はどんなアーティストとのコラボ花火が楽しめるのか楽しみです。