Netflixシリーズ『極悪女王』のエピソード4(第4話)に、多摩ニュータウンの「奈良原公園」がロケ地として映っていました。
昭和のあのドラマをモデルにした撮影シーンに登場
Netflixシリーズ『極悪女王』といえば、1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本さんの知られざる物語を描いた作品(全5話)。日本の「Netflix週間TOP10(シリーズ)」で1位を獲得するなど、大きな話題となっています。
多摩ニュータウンの「奈良原公園」が登場するのは、エピソード4の25分を過ぎたあたり。
唐田えりかさん演じる長与千種さんと、剛力彩芽さん演じるライオネス飛鳥さんのクラッシュ・ギャルズのお二人が、多摩モノレール通りから「奈良原公園」に通じる特徴的なスロープで、中学生らしき男の子2名にコブラツイストを決めているシーンに登場します。
そのシーンは当時放送されたドラマの撮影シーン風景として描かれていて、撮影シーンのドタバタな雰囲気から、クラッシュ・ギャルズが人気絶頂だった1985年当時に放送されたドラマ『毎度おさわがせします』に出演した際の事をモデルにしたのでないかと推察できます。
ドラマ『毎度おさわがせします』(パート1・2)は、多摩ニュータウンの多摩センター周辺で全編ロケが行われていて、該当シーンのモデルとなったシーンも「奈良原公園」付近で撮影された模様です。
およそ20秒ほどの短いシーンですが、ゆりやんレトリィバァさん演じるダンプ松本さんが率いる「極悪同盟」と対峙するクラッシュ・ギャルズのお二人の心模様の変化が感じられる印象的なシーンです。
全編を通して、1980年代の日本の雰囲気や空気感が細部まで再現されていて、当時をうっすら憶えている多摩ポン編集部には懐かしさを感じる作品でした。
奈良原公園
所在地:東京都多摩市鶴牧4丁目4