KDDI、多摩センターに新データセンター「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」を建設開始！

KDDI株式会社は、多摩市に新たなデータセンター「Telehouse TOKYO Tama 5-2nd」の建設を開始したと2025年6月11日に発表。イメージ図が公開されました。

2027年秋に開業予定

建設場所は、2020年に竣工した「KDDI多摩センタービル（TELEHOUSE TOKYO Tama 5）」とKDDIミュージアムなどが入る複合型研修宿泊施設「LINKFOREST（リンクフォレスト））」に隣接したスペースです。地上8階・地下1階の建物には、約1,900ラックが提供される予定。2027年秋の開業を予定しています。

このデータセンターは、高品質な通信インフラと最大18MW（メガワット）のIT電力容量（供給電力容量）を備え、高電力GPUサーバーに求められる水冷方式にも対応しています。100％再生可能エネルギーを活用し、環境に配慮した運営で、社会の持続的成長とAIへの対応を両立するとしています。

これにより、同社が多摩エリアで展開するデータセンター群の総受電容量は、最大約100MWに達する見通しです。日本のAX化（AIトランスフォーメーション）の中核拠点として機能することが期待されています。

同社は、「都心からの良好なアクセス性に加え、堅牢な地盤と高い標高による水害リスクに対する防災性にも優れ、ビジネスや通信インフラの中核を担う重要な拠点となる」としています。