多摩ポンのお店訪問シリーズ。
今回は八王子上柚木にあるお座敷レストラン「ひな鳥山」さんでお食事をしてきました。
京王線「南大沢駅」からタクシーで約10分の「ひな鳥山」
創業1952年、今年で50周年を迎えた「ひな鳥山」さんへ。
門の前には100台の駐車場があることからほとんどの方が車で来られるようです。今回は最寄り駅の京王相模原線「南大沢駅」からタクシー(約10分)で向かいました。マイクロバスによる送迎も行っているそうなので、予約時に問合せしてみてくださいね。
立派な招福門を抜けると、大黒天や恵比寿様の奥に立派な合掌造りの建物が見えてきます。
ぐるぐると回る水車の横に入口があります。さっそく入ってみましょう。
こちらの建物は、事前の注文とお会計をするフロントロビーでした。(おみやげコーナーもありました)まずは、こちらでどの料理にするか注文します。
「ひな鳥山」のメインメニュー
「ひな鳥山」さんのメインメニューはこちら!メインはいろり焼きのセットコースになっていて、大きく分けて6つのコースから選びます。
- 味自慢セットコース(1人4,565円税込)
- 海鮮焼セットコース(1人6,061円税込)
- ひな鳥焼セットコース(1人3,410円税込)
- 乙女焼セットコース(1人4,873円税込)
- 殿様焼セットコース(1人6,534円税込)
- お子様膳(小学生まで1,650円税込)
この日は一番人気の「味自慢セットコース」と「ひな鳥焼セットコース」を1人前づつ注文しました。
また注文時に最後のお食事を下記の4つから1つ選びます。
- 鍋焼きうどん
- 讃岐うどん
- 茶そば
- 白飯(香の物・わかめ汁付)
お店は完全個室になっていて、複数人で楽しめる会食タイプのお店でした。注文後に個室に案内してもらえます。
客室に案内していただく際もノスタルジックな風景が続きます。以前は三連水車があったそうですが、訪問時は1台が稼働中でした。
ズラッとならぶ客室。この日は「えど川」の客室へ。
客室内は掘りごたつになっていて床暖房が効いてて足元はあったか。テーブルの真中にある囲炉裏には炭火がすでに用意されていました(換気扇もありました)。
さらに奥の窓を覗いてみると…
料理を運ぶ川が流れてる!
なんと、料理を運ぶための川が流れています。各客室には同じ様に窓がついていて、料理が流れて行きたらここからセルフでピックアップするそう!
なにこのシステム!テンション上がる!
アラカルトメニュー・ドリンクメニュー
ちなみに先ほど選んだメインメニューとは別に、アラカルト料理も追加で選ぶことが出来ます。
お酒などのドリンクメニューやデザートメニューも。
利用方法や焼き方の説明書もありましたが、スタッフさんがより詳しく説明してくださいました。
サラダ・ドリンクが到着
ほどなく、窓外の川から小鳥のさえずりとともに「おまたせしました。裏の小川に料理がつきました」とのアナウンスが。窓を開けてみると小舟に乗せられた料理が到着です。
ちなみに窓の前にストッパーがついているので取りそこねることはありません。
まずは「味自慢セットコース」と「ひな鳥焼セットコース」にそれぞれついてくる小鉢(この日は味噌田楽)とミニサラダ、ドリンクが到着しました。
福福豆腐が到着
続いて、お店特製の「福福豆腐」。こちらは舟ではなく、スタッフさんが直々に運んでテーブルのいろりに乗せてくれます。
フタから水蒸気が出たら食べごろとのことで、頃合いを見てふたを開けると、特製の豆乳だし汁で煮たお豆腐鍋でした。ふんわりといい香りです。
北海道産大豆と南大東島の日本一きれいな海水の天然にがりを使用して作られた特製豆腐は口当たりまろやかでおいしいお豆腐です。
お豆腐を取り分けたら、室内にある内線でスタッフさんを呼んで、すぐに鍋を引き取ってもらいましょう。そのままにしておくと、鍋が吹きこぼれてしまいます。
いろり焼きセットが到着
お鍋を引き取ってもらったところで、いよいよメインのいろり焼きセットが小舟にのってどんぶらこと到着です。これ楽しい。
「味自慢セットコース」と「ひな鳥焼セットコース」が1人前ずつと串焼き用の甘タレもついてきました。
いろり焼きセットは以下のとおりです。
味自慢セットコース=ひな鳥串(2串)、骨付ソーセージ、鯛の串焼(2串)、えび串焼、つくね串焼、焼野菜2品
ひな鳥焼セットコース=ひな鳥串焼(4串)、つくね串焼、野菜2品
鶏肉は宮崎の農場でこちらのお店専用で飼育されている5種類のハーブを与えた若鶏のもも肉を使用しているそうです。
さっそく、串をいろりで焼いていきます。いろりの周りに串を引っ掛けるようにして、串を焼いていきます。
炭火はなかなかの火力ですが、手前にはエアーシャワーのような空気が噴出していて、そこまで熱さは感じません。
なおスタッフさんに言えば、平置きできる網焼き用の網を貸してくれるそうです。
鶏肉の脂が炭火に落ちて煙で燻されます。
炭火でじっくりと焼き上げるところを間近で見られるのは楽しいですよね。
鯛の身はふっくらと柔らか。豪快な骨付ソーセージはビールに合いそう。
鶏肉やつくねはお塩だけでも旨味が十分でした。野菜も炭火で焼くと甘みが増しますね。
最後のお食事(白飯(香の物・わかめ汁付)・茶そば)も舟で到着しました
お食事は半人前のちょうどサイズ感でした。ごちそうさま〜!
せっかくなので、館内を見学。山の傾斜を活かして滝も流れています。元々レストランだったという洋館などもありました。
今回利用した反対側の客室。小舟が流れる反対側ですね!
こちらには立派な恵比寿大黒神社がありました。
ということで「ひな鳥山」さんのお店の様子をお伝えしました。
なんといっても料理が舟で流れているというアミューズメント要素が強くて、お子さまならずとも楽しめる楽しい、会食やご家族の集まりにはうってつけのお座敷レストランでした!
ひな鳥山
所在地:東京都八王子市上柚木1602-4
公式サイト:http://www.hinatoriyama.com/
予約サイト:ホットペッパーグルメ