2022年12月初旬ごろからアメリカ生息の渡り鳥「ヒメハジロ」が多摩川に飛来しているとの情報を聞きつけ、12月12日に現場に行ってきました。
多摩川に「ヒメハジロ」が飛来
京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩6分ほどの多摩川河川敷へ行ってみると、朝から多くの愛鳥家のみなさんがたくさん訪れていました。
みなさんの視線の先には、白と黒の羽根をもつ水鳥がいました。
手持ちのデジカメの望遠を駆使してようやく姿が確認できました。
これが「ヒメハジロ」!
カモ目カモ科に属する「ヒメハジロ」。
通常はアメリカ北部で繁殖して、冬の間はアラスカやアメリカ西部・南部で越冬するそう。
日本にはごく少数が飛来することもあり、北海道や岩手、茨城で観測されることがあるそうですが、東京都内で見られるのは、かなり珍しいそうです。
黒っぽい頭部は光のあたりぐらいで緑色や紫がかった茶色に見えることがありました。
つぶらな瞳もかわいいですね。
この日は近くにいたオオバンの群れと一緒に過ごす姿や、数秒ごとに水面に潜る姿も見られました。
多摩川で越冬するかは分かりませんが、無事に生まれ故郷に戻ってほしいですね!