2018年7月21日(土)にベルブ永山にて映画『パターソン』(脚本・監督 ジム・ジャームッシュ)の上映会が開催されます。
これはTAMA映画フォーラム実行委員会が毎年11月に開催する映画祭「TAMA CINEMA FORUM」とともに年数回、開催している特別上映会です。
本作はジム・ジャームッシュ監督による人間ドラマ。何気ない日常のなかで心に芽生える詩を秘密のノートに書きとめているバス運転手・パターソンの7日間を、絶妙な間と飄々とした語り口で描いています。
本作では『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバーが主人公のパターソンを演じたほか、永瀬正敏が日本から来た詩人として登場しています。
第3回上映後には、翻訳家の柴田元幸氏と詩人のマーサ・ナカムラ氏によるトークが実施されます。
【ゲスト紹介】
柴田元幸氏
1954 年生まれ。翻訳家。著作に『ケンブリッジ・サーカス』など。最近の訳書に、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、編訳書 にジャック・ロンドン『犬物語』など。6月18日にスティーヴン・ミルハウザー『十三の物語』が刊行。
マーサ・ナカムラ氏
1990 年生まれ。詩人。埼玉県出身。2014 年、早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系 卒業。2016 年、第 54 回 現代詩手帖賞受賞。2017 年、思潮社より初詩集『狸の匣』刊行。2018 年、中原中也賞受賞。
【作品紹介】ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンの 1 日は朝、隣に眠る妻ローラへのキスで始まる。いつものように仕事に向 かい、乗務をこなすなかで、心に芽生える詩を秘密のノートに書きとめる。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1 杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。一見変わりのないパターソンの7日間が穏やかに描かれるユーモアと優しさに溢れた物語。『ミステリー・トレイン』(1989)以来、27 年ぶりにジャームッシュ作品への参加となった永瀬正敏にも注目。
『パターソン』TAMA 映画フォーラム特別上映会
開催日時:2018年7月21日(土)4回上映
①10:30~12:28 ②13:00~14:58 ③15:30~17:28 トーク17:35~18:35 ④19:00~20:58
会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山 5F)多摩市永山 1-5 京王永山駅・小田急永山駅から徒歩約2分
料金:前売・インターネット予約:1,000 円(中学生以上)
当日:1,200 円(中学生以上)、600 円(4 歳~小学生)
※TAMA 映画フォーラム支援会員、障がい者とその付添い者 1 名は当日600円
※インターネット予約は、上映当日に前売価格にて精算・チケット受渡。受付は7月20日(金)まで
前売:発売中
取扱い:多摩市立永山公民館(祝日を除く9:00~17:00)、多摩市役所売店(8:30~17:00)、 聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7F「多摩ボランティア・市民活動支援センター」、ココリア多摩センター5F「おしごとカフェ キャリア・マム」
インターネット予約: 公式サイトをご覧ください http://www.tamaeiga.org/special/paterson/
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