KDDI株式会社は「多摩センター駅」から徒歩10分のところにある多摩市鶴牧三丁目に、地上7階建ての研修宿泊施設「LINK FOREST」を2020年4月にオープンさせることが発表しました。最大1500名規模の研修施設や宿泊室の他、今年6月には通信の歴史が学べるKDDIのミュージアムをオープンさせる予定です。
最大1500名が収容可能な大規模研修室
研修室はシアター形式で最大1500名収容可能な「フォレストホール」(1950㎡)をはじめ、各種研修やセミナー、勉強会、会議、試験会場など様々な用途に対応できる大小14の会場を完備しています。
一般も利用可能な宿泊室(計181室)
研修を中心とする一般利用が可能な宿泊室は181室。
バスやトイレ付きの広さ25㎡のシングルルームは6,000円(2名利用時/1人あたり)、31㎡のダブルルームは7,000円(2名利用時/1人あたり)とリーズナブルですね!
先日、東京2020オリンピックにて、多摩市がアイスランド共和国のホストタウンになったことは先日発表お伝えしましたが、その選手団もこちらのLINK FORESTが使用するそうです。
レストランやラウンジも
施設内にはレストランがあり、朝食バイキングや昼食(2〜3種類)、懇親会料理などが提供されます。懇親会専用のラウンジもあるそうです。
KDDI MUSEUMが今年6月オープン予定
また、施設2階には入館無料(予約制)の「KDDI MUSEUM」が2020年6月頃にオープンを予定しているそうです。
通信の歴史が学べるというこちらの施設では、国際電話や携帯電話の歴史の学習や、次世代通信規格「5G」、「IoT」が体験できるミュージアムとなり、市民や小中学校の社会科見学の受け入れもするそうです。
2020年2月21日に多摩市役所で行われた多摩市長の定例会見では、KDDI株式会社(LINK FOREST)が多摩市企業誘致条例に基づく指定企業に決定したことが発表され、交付式が行われました。
交付式に出席したKDDI株式会社・代表取締役会長の田中孝司さんは「多摩市ではこれまで、KDDIの前身のDDI(第二電電株式会社)の時代に無線のアンテナ、ネットワークセンターを作ったのがはじまりとなり、その後、第2、第3、第4のネットワークセンターを作った。この研修施設(LINK FOREST)、は、当社の営業などの教育や研修に使われるだけでなく、地元の方にも開かれた形で多目的に使えるので、多摩市の活性化につながればと考えております」と話しました。
LINK FORESTの完成で年間約85,000人(推計)の来訪者が増加する見込みです。また、そのお隣にはKDDI株式会社の国内データセンター「TELEHOUSE TOKYO Tama5」が今年7月より提供開始する予定です。
追記:内覧会の模様はこちらをご覧ください
LINK FOREST 概要
所在地:東京都多摩市鶴牧3-5-3ほか
土地面積:10,778.37㎡(平成29年3月にUR都市機構から取得)
操業開始日:令和2年2月3日(施設は4月オープン)
公式サイト:https://link-forest.jp/
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